1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

アジア最大級の宇宙ビジネスイベント「NIHONBASHI SPACE WEEK 2024」開幕‐宇宙プレイヤーが日本橋に集結

マイナビニュース / 2024年11月19日 8時53分

画像提供:マイナビニュース

一般社団法人クロスユーと三井不動産が主催する国内外の宇宙プレイヤーが集結するアジア最大級の宇宙ビジネスイベント「NIHONBASHI SPACE WEEK 2024」が、2024年11月18日から22日まで、東京・日本橋にて開催される。オープニングセレモニーでは、宇宙ビジネス共創プラットフォームのクロスユーと、欧州宇宙機関など、各宇宙開発・研究機関との合意書締結式も行われた。

○宇宙開発・研究における欧州との共創関係を構築

「NIHONBASHI SPACE WEEK」は、今回で4回目となる宇宙ビジネスイベント。日本橋には、今年から「JAXA 宇宙戦略基金事業部」が置かれるなど、宇宙産業をけん引する産官学の企業や団体が集まってきており、宇宙開発研究の中心地となりつつある。イベントの参加者も年々増えており、昨年には国内外から延べ8,000人の宇宙プレイヤーが集った。

今年は、欧州宇宙機関(ESA)をはじめ、海外の公的機関や企業・団体が数多く参画。国内外100以上の企業・団体が参加し、150名以上がビジネスカンファレンスやイベントに登壇する。

オープニングイベントでは、クロスユーと欧州宇宙機関(ESA)、フランス国立宇宙研究センター(CNES)、ハーウェルサイエンスアンドイノベーションキャンパスとのMOU・LOI(基本合意書)の締結式が執り行われ、それぞれの代表が挨拶を行った。

クロスユーの中須賀真一理事長は「(本イベントは)新しい技術やビジネスアイデアの創生、共同研究のネタ作り、あるいはビジネスの共創が起こることを目指したもの。アジア最大規模の宇宙イベントとなったと思いますが、将来は世界中に知られるような大きな宇宙イベントにしたい」と、挨拶の中で今後の展望を語った。

また、政府が10年で1兆円規模の支援を行う宇宙戦略基金についても触れ、「今年は非常に重要な1年になった。どのようにお金を使っていくか。そのためにはコミュニティの役割がますます大きくなる。宇宙産業をスケールアップしていくには、海外展開が大事で、いろいろな国と連携して一緒に戦略を立てることをしっかりとやらなければならない」と、今後の宇宙開発におけるコミュニティの重要性を指摘した。

欧州宇宙機関のジョセフ・アッシュバッハー長官は「このような集会に参加し、クロスユーとともに日本の宇宙コミュニティの架け橋となれるようになりたいです。日本の宇宙関連団体・事業の方針や方向性を、個人的にも極めて重要視しています。日本と欧州の両方に利益のあるものとして、宇宙経済を発展させスピードイノベーションを推進する民間セクターのアプローチに関わっていきたいと思います」と話す。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください