ヤマハ発動機×TOM WORKS、アート作品を共創するコラボを展開 - 東京・下北沢で合同POP UP Storeを実施
マイナビニュース / 2024年11月19日 17時14分
「実際にバイクの乗られる方がどのように捉えられるかはわかりませんが、バイクに乗っていない方、特にアパレル関係の方からはカッコいいと言ってもらえます」と笑顔のシマジリ氏は、ひとつのデザイン、ひとつのアート作品として楽しんでほしいとアピールする。
今回のコラボにおけるコンセプトは「AICHAKU」。「デニムの場合、履き込んで、どんどんボロボロになっていくのがカッコいいみたいなカルチャーがあるじゃないですか。バイクに関してもやはり、自分でカスタムしたり、乗り込んでいくことによる変化を楽しんでいらっしゃる方が多いのではないかと思います」とデニムとバイクの共通点を指摘し、「実際に古いバイクを大切に乗っていらっしゃる方も多いと思うので、そこの“愛着”は同じだと思っています」というシマジリ氏。「そして、デニムに関しては藍色を着るという意味で“藍着”、そして偶然の出逢いを意味する“逢着”。“逢着”の正しい読み方は“ホウチャク”ですが、“アイチャク”と読めないこともない(笑)。そんな言葉遊びも交えつつ、3つの意味を持たせた『AICHAKU』をコンセプトとしています」。
TOM WORKSでは、「XSR125」のオブジェに加えて、「やはりバイクに乗る方にも注目してもらいたい」との思いから、コラボレーションアパレルとして「ジャンプスーツ(つなぎ)」を製作。「単純に僕達のイメージですが、ジャンプスーツがカッコいいなと思ったんですよ。相談していたGKダイナミックスさんからも同じようなお話をいただいていましたし、バイクの整備をする方もみんなつなぎを着ているじゃないですか」と、バイクとの親和性が高く、デニム素材を活かせるアイテムとしてジャンプスーツが選ばれた経緯を明かす。
デザイン面は、実際にバイクに乗ることを想定したものとなっており、「前かがみになってもストレスのないように肩のプリーツが入っていたり、フロントのポケットが革のライダースジャケットから着想を得たDポケットをつけたりしています」。さらに、エルボーパッチやニーパッチで補強することによって、実用性を高めているという。さらに、「つなぎはいわば作業服なので、ちょっとポテっとしたデザインになりがち」という点をアパレルという観点から問題視し、「ウエストを少し上に上げることで、日常のファッションとしても着られることを意識したデザインになっています」。
「TOM WORKS × YAMAHA MOTOR Collaboration "the Jumpsuit"」は、IndigoとWhiteの2色に、クラッシュ加工を施したものを加えた4ラインナップが展開されている。2024年11月末頃までの受注生産で、2025年3月~4月頃の配送予定。
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