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【ディズニーに学ぶ】組織のミッションも達成できる! メンバーが仕事にやりがいを持つメリット

マイナビニュース / 2024年11月29日 17時0分

画像提供:マイナビニュース

目標に向かってタスクを細分化し、着々とこなしていく……。仕事というと、このような逆算のイメージを持つ人も多いかもしれません。

しかし、ディズニーには、仕事は2ステップで作り上げていくものだという考え方があります。

オリエンタルランドで約20年にわたる人材育成の実践経験を持つ大住力氏によると、ディズニーの職場では、メンバーが働くことに喜びを感じながらプロとして機能するためのしくみとして、仕事を「やらなければならないこと(デューティ)」と「自分で考えて動くこと(ミッション)」の2つに分けているそうです。

時間に追われて日々の業務を片付けるだけではなく、工夫やアイデアを加えて成果を上げることが、メンバーのやりがいや、組織全体として提供できる価値の増大に繋がるというのは、確かに共感できますよね。

そこで今回は、2024年に刊行された同氏の著書『どんな人も活躍できる ディズニーのしくみ大全』(あさ出版)より、メンバーの働きがいと組織のミッション達成が両立するしくみを一部抜粋編集してお伝えします。

○■メンバーのプロ意識を養う「デューティー」と「ミッション」

プロとして仕事をするためのステップ1はデューティ(DUTY)をこなすこと、ステップ2はミッション(MISSION)をこなすことです。

「デューティ」とは、必ずやらなければいけない仕事のことをいいます。量的仕事にあたり、頭ではなく身体で覚えていく仕事で、誰がやっても同じ結果にならなければなりません。

たとえば、「お客様に見積書を送る」という場合、見積書を作成してお客様に送るだけであればデューティの範囲です。

一方、「ミッション」とは、デューティの先の次元にあるもの、いわばこれこそが「本来の仕事」です。

質的仕事にもあたり、いわば自分の頭で考えなければできないこと。ジョブ・ディスクリプション(職務記述書)では表現されない部分です。

「お客様が理解しやすい見積書を作る」「お客様が他社に相談する前に概算見積もりを送って、電話をかける」など、自分の頭で考えておこなった仕事は、自分の「こだわり」や「テクニック」にもなります。

こうしたちょっとした工夫を仕事の中でできると、プロとしての自信になります。

メンバー1人ひとりがこの2ステップを繰り返すことで、会社のミッションを達成できるのです。
○■仕事は失敗した後が重要

ウォルト・ディズニーの有名な言葉に「ディズニーランドは永遠に未完成」というものがあります。

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