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「HP OmniBook Ultra Flip 14 AI PC」レビュー、14インチ有機ELパネル搭載2in1の最新Copilot+ PC

マイナビニュース / 2024年11月22日 8時0分

「最新CPUなのに旧モデルに負けてしまうのはなぜ」と感じるところですが、FMV LIFEBOOK UHに搭載されている「Core i7-1360P」のコア数は12コアと、HP OmniBook Ultra Flip 14 AI PCに搭載されているCore Ultra 7 258Vの8コアよりも多いことが理由として推測されます。

が、実際にすべてのCPUコアを使い切るシーンは日常利用ではほぼありませんし、シングルコアではHP OmniBook Ultra Flip 14 AI PCのCore Ultra 7 258Vの方が高いスコアを示しているため、大半の実使用シーンでの快適さではこちらの方が上かもしれません。

続いてのテストはPCの総合評価を行うPCMark10の実行結果です。ブラウジングやオフィスソフトの利用、画像編集や3Dゲームを実行するテストですが、こちらはHP OmniBook Ultra Flip 14 AI PCがFMV LIFEBOOK UHよりも良好なテスト結果となりました。

先のCPUのテスト結果にも書いたように「すべてのCPUコアを使い切ること」は日常使いでは稀なので、普通に使う中であれば「CPUコア1つあたりの性能が高い」方が快適であることを裏付ける結果といえます。

また3Dゲーム性能については「3DMark」と「FF14ベンチマーク」を実行し、性能をチェックしました。HP OmniBook Ultra Flip 14 AI PCに搭載されるCore Ultra 7 258Vに内蔵されるGPUは、デスクトップ向けに設計された「Intel Arc」をベースとしたGPUに改められています。

そのため従来よりもゲーム性能が向上していると言われており、ベンチマークテスト結果でも性能向上を確認することができました。実際どこまでゲームが遊べるかですが、比較的軽量なゲームであってもノートPCの内蔵GPUでは動作が厳しい場面が多かったところ、HP OmniBook Ultra Flip 14 AI PCであればフルHD解像度までなら十分に遊ぶことができそうです。

さらに実際のゲームで、それもノートPCの内蔵GPUでは難しいと言われる重量級のゲームも試してみました。Cyberpunk 2077では画質設定から「レイトレーシングを無効」「解像度もフルHD」とかなり落とすことで平均fpsは42.77、最低fpsも33.60と、なんとか遊べるフレームレートを出せるくらいの性能はあるようです。

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