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「落語」×「学習アプリ」で何を学ぶ? カシオが開いた東京立正中学校・高校の出張授業に潜入!

マイナビニュース / 2024年11月22日 22時50分

それ以来、笑いを届けることをい意識しているというはなびさん。「Google Pixel」のオーディションでも披露したという小噺で教室の空気が緩んだところで、いよいよ英語落語の口演に移ります。

この日の演目は「反対俥」(はんたいぐるま)。はなびさんのバージョンでは、登場人物のひとりである旅行者を外国人に設定して演じられ、日本人の人力車夫との間に生じるコミュニケーションのすれ違いのおかしさを強調しています。10分ほどで噺がサゲに至ると教室内からは大きな拍手が起こりました。

口演を終えたはなびさんは「私にはいっぱい夢がいっぱいあるんだけど、時間が足りない。だから、まだまだ時間がたくさんあるみんながうらやましい」と語り、さらに自身の経験を振り返って「大学受験に失敗してしまったけど、それでアメリカに渡り英語をしゃべれるようになったことで、当時の夢だったラジオパーソナリティにつながった。結局行きつくところは同じだったんですよ」と話し、「自分の好きなことをいっぱいもって、それに一生懸命になること」がコミュニケーションを助けることになる、と締めくくりました。
○「ClassPad.net」を活用した国語の授業が、いつのまにか情報の授業に

ここで休憩をはさんで、田口先生のパートに移ります。田口先生は、自身の勤務校である浦和実業学園中学校・高等学校では普通科・商業科の3,200人の生徒に対応しているそうで、全員の顔が見える今回の授業を「すごく嬉しい」と言いつつも、「ただ、今日は私が主役じゃなくて、みなさんを主役として進めていきたいと思っています」と授業を始めました。

今回の授業の内容は大きくふたつ。ひとつめは、「『反対俥』の『俥』の謎をとけ」というもの。

田口先生はまず「反対俥」という演題について、「なにか謎がない?」と生徒たちに問いかけます。そこで「(「俥」という字に)にんべんがついている」という声が生徒からあがると、「そう! これに何か意味があるんだなって思いませんでした? 調べてみたくありません?」といいます。ここが「ClassPad.net」の最初の出番。田口先生は「何か気になることがあったら辞書機能で調べてみましょうよ」と生徒たちを促し、さっそく「ClassPad.net」の辞書機能を活用することを実地で体験させました。ちなみに、「俥」の意味はというと、「人が動かすからにんべんがつく、つまり人力車のこと」でした。

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