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「口臭」でパフォーマンスが低下しても受診する人はわずか12.4%、長期化も多数か - 日本歯科医師会が調査

マイナビニュース / 2024年11月25日 9時44分

上記の結果を年代別に見ると、歯や口の中のトラブルが原因となりパフォーマンスの低下を感じるのは、10代46.6%、20代45.9%、30代47.0%と若い世代の方が多くなっている。その要因となった症状は、10代は「口臭」「歯並びや歯の色」、20代・30代は「歯の痛み」「口臭」、40代・50代は「歯の痛み」「歯に違和感を感じる」、60代・70代は「歯に違和感を感じる」「歯の痛み」がそれぞれ上位となっている。

○痛みや違和感は2~3日だが、口臭は……

パフォーマンス低下の要因となる「歯の痛み」「歯の違和感」「口臭」について、パフォーマンスが低下した期間を聞いた。歯の痛みは「2~3日程度」(26.2%)、歯の違和感は「2~3日程度」(23.1%)が多く、比較的短い結果だった。一方、口臭は「1年以上」と答えた人が(25.5%)と多く、パフォーマンスが低下したまま長期化している人も少なくないようだ。

○「口臭」で歯科医療機関を受診する人は12.4%

パフォーマンス低下の要因となる症状に対しどのような対処方法を行ったかと聞くと、「歯の痛み」や「歯の違和感」は「歯科医療機関を受診した」が最も多いのに対し、「口臭」は「対策グッズを購入」が多く、歯科医療機関を受診した人は12.4%だった。また、「口の中の渇き・ドライマウス」については、「やりすごした」と答えた人が58.4%と多くなっている。

前述で、この1年の間に日常生活のパフォーマンスが落ちたと感じたことがあると答えた4,146人に、その際に感じたことを聞いた。すると、実際に周囲から指摘を受けた人は、「口腔トラブルによるパフォーマンスの低下を自覚したとき、周りからもパフォーマンスが低下しているのでは…と指摘を受けたことがある」27.1%(よくある7.2%+1回以上ある19.9%)、「口腔トラブルによるパフォーマンスの低下であるが、周りから怠惰や無関心だと誤解されたこと」24.2%(よくある6.1%+1回以上ある18.0%)だった。

一方、自らが周囲を気にしている人は、「パフォーマンスの低下の原因が、口腔トラブルによるものだと周りに言いにくかった」39.7%(よくある11.4%+1回以上ある28.3%)、「口腔トラブルによるパフォーマンスの低下であるが、周りから怠惰や無関心と誤解されているのではないかと心配になった」が30.5%(よくある7.9%+1回以上ある22.6%)と、多くなっている。

男女別で見ると、周りからの指摘や誤解、自身での心配も総じて男性の方が、年代別では若い世代の方が高くなっている。歯や口の中のトラブルでパフォーマンス低下を感じる人は、他人からの指摘より自身で不安に感じる傾向があり、男性や若年層に多い傾向が見られた。
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