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奈良市のふるさと納税返礼品だけで旅してきた

マイナビニュース / 2024年11月25日 12時20分

熟成期間は最長19年! 「今西本店」の純正奈良漬けをお土産に

奈良名物の食べ物と言えば、やはり奈良漬けは外せないだろう。県内には奈良漬けと名乗る商品が多く存在するが、ここでは全国観光土産品公正取引協議会より日本で唯一「純正」の呼称が許された「今西本店」の奈良漬けを紹介したい。

近年市場に出回っている奈良漬けは、一般的に3~4ヵ月ほどしか漬けていない上、塩やみりん、砂糖、保存料など余分な添加物も使用されいているという。しかし本来の奈良漬けは、酒粕のみで漬け込む。江戸時代末期に創業した「今西本店」では伝統製法をいまでも守る唯一の製造元で、中漬け、本漬け、仕上げ、極上仕上げ、極上再仕上げという細かい工程を経て、最低でも4年、食材によっては最長19年も漬け込んでいる。

「今西本店」の奈良漬けは、ベタッとした嫌な甘さがなく、香ばしくて八丁味噌のようなコクのある味わい。しかも、40度でも2年も持つという優れもの。せっかく奈良を訪れたならば、本物の奈良漬けをお土産にしてほしい。

奈良屈指の日本酒蔵「今西清兵衛商店」で「春鹿」を飲み比べ

その土地ならではの美酒を味わうことも、旅の楽しみの一つ。奈良市の歴史地区・ならまちエリアには日本酒の「春鹿」で知られれる蔵元「今西清兵衛商店」の店舗があるので、ぜひ立ち寄ってみてほしい。

こちらでは数ある銘柄を購入できるだけでなく、700円で5種類の日本酒を飲み比べできる。個人的にはシャンパーニュと同じく瓶内二次発酵を行ったスパークリング日本酒「ときめき」が気に入った。

そばの名店「玄」で店オリジナルの「梅たたき」「そば豆腐」を堪能

「今西清兵衛商店」と合わせて立ち寄りたいのが、今西家の別宅を使用したそば店「玄」だ。全国各地から仕入れるそばの実を毎日石臼で挽き、せいろと田舎そばともにつなぎを使わない十割そばに仕立てている。

このお店の名物がせいろの梅たたき。せいろそばを最初はそのまま、次に藻塩と一緒に、そしてそのあとに叩いた梅と塩をそばにのせ、軟水に半分ほどつけてすするという独自の食べ方だ。手挽きしたそばの味わいを一番よく感じられる食べ方として、店主が開発したそうだ。

もう一つの名物が、そば豆腐。更科と呼ばれるそばの実の一番粉と水のみで作り上げたオリジナルの豆腐で、ウニや明太子のトッピングも選べる。発酵感あふれる醤油豆との相性も良い、上品な一品だ。

東大寺「二月堂」と「お水取り」の練行衆も身体を癒す湯宿を拝観

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