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奈良市のふるさと納税返礼品だけで旅してきた

マイナビニュース / 2024年11月25日 12時20分

奈良の代表的な観光地の一つが、大仏で知られる東大寺だろう。ご本尊の大仏が鎮座する大仏殿が観光の定番だが、訪問したことがあったので今回は「二月堂」に足を運んでみた。「二月堂」は、旧暦の2月に実施される「修二会」が行われる場所だ。我々が日常で犯している過ちを、本尊である十一面観世音菩薩の宝前で懺悔する通称「お水取り」で知られている。お香水をくみ上げる儀式や、練行衆の道あかりとして大きな松明に火を灯す「お松明」の儀式は圧巻だ。

そんな練行衆が「お松明」の際に、二月堂のふもとにある湯宿で体を温めているのが「薬湯」だ。湯宿は外観しか拝めないが、薬湯はふるさと納税返礼品として入手可能となっている。大仏造立を発願した聖武天皇の妻である光明皇后が、施薬院を設けたことにちなみ、正倉院にも奉納された薬草60種類が記載された薬草帳の成分を研究して開発された。8種類の生薬が配合された薬湯に浸かり、練行衆気分で癒されるのもいいだろう。

ヘルス&ビューティーブランドストア「THERA(テラ)」で和漢アイテムをゲット

先述した通り、約1300年前に光明皇后が施薬院を設けるなど、奈良は日本のウェルネスのはじまりの地でもある。そんな日本古来のウェルネスの知恵を今に繋いでいるのが、ならまちにある「THERA」だ。

大和ハーブを原料とした化粧品やアロマ、雑貨を販売しており、酵素洗顔や火を使わないお灸などが人気。このほかスパでのトリートメントや足湯、サウナの利用も可能だ。

世界遺産の春日山原始林をガイドウォーク

京都が「雅」であるならば、奈良は「俚(さと)び」だと評されている。そんな俚びな奈良を体感できるのが、春日山原始林の散策だ。春日大社の聖域として1100年以上前に狩猟と伐採が禁止されており、国の特別天然記念物だけでなく、世界文化遺産の一要素として指定されている。

ガイドツアーでは、この地に自生する木々や動植物の解説を聞きながら、鎮守の森の散策が楽しめる。

実質負担2,000円!? ふるさと納税返礼品で叶える奈良の旅

日本のはじまりの地として歴史的建造物や観光地にあふれる一方、中心地から車を走らせればすぐに自然あふれる景色が広がる奈良市。ここ数年で宿泊施設も充実したので、格段に旅の選択肢も広がった。しかもその多くは、奈良市のふるさと納税返礼品の対象にもなっている。俚びな奈良へ、心身を満たす旅へ出かけてみてはいかがだろうか。

中森りほ 中森りほ グルメ系Webメディアの編集を経て2017年よりフリーライターに。毎月各地を訪れ、ホテルや飲食店を中心に取材、撮影、執筆。フードアナリストの資格も持つ。 仕事実績:https://nakamoririho.com/portfolio/ この著者の記事一覧はこちら
(中森りほ)



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