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山田祥平のニュース羅針盤 第465回 AIに仕事を任せ、浮いた時間は自分のために使いたい

マイナビニュース / 2024年11月26日 6時0分

もしかしたら、人間はAIの潜在能力をまだしっかりと把握しきれていないかもしれず、宝の持ち腐れになっているかもしれないし、その逆に、期待しすぎという可能性も考えるべきだろう。
○AIに何をやらせるか、人間の創造性が試される

AIに何をやらせるかを考えるプロセスでは、人間の創造性が試されているといってもいい。いわゆるないものねだりを繰り返すことで、できることは増えていく。

これはパソコンがビジネスの現場に入っていった1990年台の状況に似ていなくもない。ただ、あのころのパソコンは人間にラクをさせてくれるというよりも、人間の仕事を奪うんじゃないかと思われるふしもあったかもしれない。可能性はあったにしても、その時点では無茶だった。

今回の調査では、AIに仕事をやらせた結果、自分が仕事を失うという危機感は不在で、むしろ「趣味や遊び」「家族と過ごす時間」に使いたいという願望が前面に出てきているところに時代を感じる。

同じことをする限り、ラクをさせてくれるというのと仕事を奪われるというのは紙一重なのにだ。

著者 : 山田祥平 やまだしょうへい パソコン黎明期からフリーランスライターとしてスマートライフ関連の記事を各紙誌に寄稿。ハードウェア、ソフトウェア、インターネット、クラウドサービスからモバイル、オーディオ、ガジェットにいたるまで、スマートな暮らしを提案しつつ、新しい当たり前を追求し続けている。インプレス刊の「できるインターネット」、「できるOutlook」などの著者。■個人ブログ:山田祥平の No Smart, No Life この著者の記事一覧はこちら
(山田祥平)



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