品薄のRyzen 7 7800X3D、日本に数千個単位で出荷していた - 裏話も飛び出した記念イベントに行ってきた
マイナビニュース / 2024年11月28日 15時55分
ゲームに関しては様々なゲームでのベンチマークをとっていましたが、1つ前のAMD Ryzen 7 7800X3DとライバルCPUよりも全体的に高い性能を発揮する一方、高解像度高負荷環境ではGPU側がボトルネックになるのであまり変わらないことと、コアを多く必要とするタイトルではライバルの方が早いことも。一方、一つ前の上位製品は3Dキャッシュの載っているCCUと載っていないCCUがあるので、設定をきちんと行わなければならないことを考えると9800X3Dは扱いやすいとコメント。
今回検証に使ったGPUがミドルレンジだったこともあり、画質と解像度を向上させるとCPUの優位性が薄れることも示しており、なかなか興味深い計測結果となっていました。ライバルCPUはコア数が多かったため、NPCやAI等で演算が多いタイトルでは強みがある反面、全体を通してみると順当な進化を感じさせていました。
その後、マザーボードメーカーによるプレゼンがあったのち、参加メンバー全員による座談会を実施。「ぶっちゃけAMDってどうよ?」という、ここでもAMD Ryzen 7 9800X3Dの入手難が話題になっていました。実はこの手のプロセッサとしては過去最高の「4桁個」を日本に出荷したとのことで、瞬間的に日本の小売市場でAMDのCPUシェアが70%を超えたそう。
一方、X3Dの製品は過去の製品でも「全く買えない時期が続いた」とAMDに対する苦言は続いていました。もう1つは話題になっていたのはRadeon GPUで、「ツヨツヨでNVIDIA GeForce RTX 4090を超えるものを出してほしい。昔は2つ束ねていた。2つでダメなら4つで」と過激な発言で会場を沸かせていました。
最後に飛び出してきたのが「リハーサル時からその辺にほっぽかれていたというCPUパッケージ」。実はAMD Ryzen 7 7800X3Dで、リサ・スーのサイン入り。こんな貴重な逸品にもかかわらず、どのような形で使用するのかまだ決まっていないらしいです。
(小林哲雄)
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