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『光る君へ』倫子が愛猫をあやしながら相談を持ちかけるシーンに視聴者最注目 第45話画面注視データを分析

マイナビニュース / 2024年12月1日 6時0分

そして、まひろ(吉高由里子)に道長版『枕草子』の執筆を依頼するも、「太閤様の栄華をかがやかしく書くことは私には難しいと存じます」と、根っからの陰キャであるまひろから説得力のある理由で断られてしまった倫子だが、今度はしれっと「あなたしかいない」と、衛門に執筆を依頼する。したたかな倫子の本領発揮だ。

SNSでも「まひろに頼んでいたのに『衛門の筆で、殿の栄華を』『衛門がいいのよ』と答える倫子さまは、まさに京の女だな」「倫子さまの人心掌握術がすごい」「断られても『あらま』ですまして、旅立ちを見送るなんてうつわが大きい」「倫子さまは最後まで立派な態度ですばらしいな」などと、倫子の立ち回りに関する投稿で盛り上がりを見せた。第43話で道長へ積年の思いをカミングアウトして以来、3週連続で倫子のシーンが注目度トップ3に入った。最後まで倫子には目が離せない。

ここから誕生する『栄花物語』は、仮名による編年体の物語風史書で全40巻にわたる大作。衛門の今後の創作活動にも注目だ。

●出家した太閤・藤原道長を他の“F4”が見舞う
2番目に注目されたのは20時35~36分で、注目度79.1%。出家した太閤・藤原道長(柄本佑)を他の“F4”が見舞うシーンだ。

出家した道長のもとに、藤原公任(町田啓太)、藤原斉信(はんにゃ.・金田哲)、藤原行成(渡辺大知)が連れだって訪ねてきた。「気持ちはどうだ?」公任の問いかけに、「ん~…涼しくて、よい」とおどけて返す道長に思わず3人の表情がゆるむ。「寂しいことこの上ないな~」「死んだように言うな」「こうしておれば、昔と変わらぬのに…やりきれぬ」「50すぎまで、誰1人欠けることなく来れたことは、感慨深いのう…」皆、それぞれに思うところがあるようだ。4人は縁側へ座ると、「あっという間に、何もかも過ぎていった。あっけないものだな、人の一生とは」と、道長はおだやかな表情で言った。

行成が言葉も発せず目を赤くしていると、「泣くな」と公任があきれる。「出家されて、道長様のお心がお楽になるのであれば、それでよいと思っておりました。されど…お姿を拝見しましたら、こみあげてきてしまって…」かつての道長に対するわだかまりは今の行成にはもうない。「昔も今も、行成は道長一筋だからな」斉信のひやかしに、「なんのお役にも立てませんでした」と、行成は力なくこぼした。「なにを言うか!」そんな行成に道長は向きなおり、強い視線を向けた。「お前には、ずいぶんと助けられた。いくら礼を言っても足らぬ。いろいろと、すまなかった」2人は意見が対立することもあったが、その絆は失われずに済んだようだ。行成は道長の言葉に涙を流した。「泣くな。俺まで泣けてくるではないか」公任も柄になく、思わずもらい泣きしそうになっている。

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