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『光る君へ』倫子が愛猫をあやしながら相談を持ちかけるシーンに視聴者最注目 第45話画面注視データを分析

マイナビニュース / 2024年12月1日 6時0分

「頼みがある」道長は立ち上がると、「これより先は、どうか頼通の力になってやってほしい。左大臣も右大臣も、足をひっぱるばかりで、なんの支えにもならぬ。頼通は心はやさしいが、いまだ肝がすわっておらぬゆえ、上にたつにはお前たちの力添えがなくてはならぬ」と、若輩である長男・藤原頼通(渡邊圭祐)への後見を3人に頼んだ。「その言いようでは、心は全く出家しておらぬな」「ん?」「頼道殿の政を、うしろから操るためか」「ああ…いやいや、そのようなつもりはない」「いや、それでよい。道長がその気なら、俺も力がわく。もうひとふんばりしようではないか」野心を隠そうとする道長だが、公任ら3人はそんな道長を支えることに自身の生きる意味を見いだしているようだ。「よしなに頼む」道長は終生の友たちに頭を下げた。

○変わらぬ友情に癒やされる視聴者続出

このシーンは、F4の不変の友情に視聴者の注目が集まったと考えられる。

道長が出家しても変わらない4人の友情には心温まるものがある。これまで物語を彩ってきた大勢の登場人物が次々と退場していく中、そんな道長を若い頃から公私ともに支え続けてきた公任、斉信、行成が、望月のように誰も欠けることなく友情を育ててこられたのは、公任の言うとおり4人にとってすばらしい財産といえるだろう。

ネットでは、「道長くん、F4のみんなといるときは、三郎に戻るのがかわいい」「臣公任さまや道長くんのセリフを聞いていると友だちっていいものだなと思わされますね」「行成くん、道長のこと好きすぎるでしょ」「道長に一番言ってほしい言葉をストレートにもらえたのって、まひろちゃんでも倫子さまでもなく行成くんだったね」と、道長が出家を果たしても変わらぬF4の友情に癒やされる視聴者の投稿が多く見られた。

久しぶりにトップ3入りを果たしたF4だが、惜しくも一番注目されたシーンとはならなかった。第19話「放たれた矢」でも、1位の座は小麻呂に譲っている。猫は無敵だ。余談だが、剃髪(ていはつ)した頭が涼しいという柄本のセリフがあったが、実際は髪がなくなったことで照明が直接頭皮に当たり、逆に熱かったそうだ。

●太閤・藤原道長が剃髪
3番目に注目されたシーンは20時32分で、注目度79.1%。太閤・藤原道長が剃髪するシーンだ。

道長は妻・源倫子の強い反対を押し切り出家することを決めていた。道長は髷をほどかれ、いよいよ剃髪の運びとなった。部屋にはひどく憔悴した倫子をはじめ、太皇太后・藤原彰子、皇太后・藤原妍子(倉沢杏菜)、中宮・藤原威子(佐月絵美)ら道長の3人の娘たちや、道長の後継者である摂政・藤原頼通とその弟・藤原教通(姫子松柾)の姿もあった。

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