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日々を豊かにする大人の嗜み - アンティーク時計の魅力【前編】

マイナビニュース / 2025年2月4日 11時4分

画像提供:マイナビニュース

昔の「豊かなモノ」を愛でる楽しみ

「昔、ていねいに作られた良いモノ」があること。その魅力や価値がわかること。そんな「古き良きモノ」を愛でる楽しみを知っていること。この3つは、あなたが人生を豊かに楽しみたいと考えているなら、ぜひ知っておきたいことだと思う。

そしてアンティーク時計は「古き良きモノ」の代表格。有名無名を問わず、どんなアンティーク時計にも、いま新品で買える現行品の時計にはない特別な魅力、つまり歴史や物語がある。

ではアンティーク時計は、どこを見てどのように選んで、どう楽しめばいいのだろう?

1971年に創業した日本を代表するアンティークウォッチショップ「シェルマン」の東京銀座にある「シェルマン銀座本店」を訪ねて、店長の藤原亮介(ふじわら・りょうすけ)さんに話を聞いた。

実物でなければわからない「本当の魅力」

興味を持ったらどんなモノでもまずネットで検索して調べる、研究する。それが今の時代の「当たり前」。もちろん、何もしないより検索して調べたほうがいい。でもネットだけで実物に触れずにアンティーク時計を購入するのはおすすめできないと、藤原さんはアドバイスする。

「昔は、偶然近くを通りかかって、ふらっとお店に立ち寄ってくださるお客さまもいたそうですが、時代は変わりました。いまは当社のオンラインショップをご覧になって、事前にどんな時計があるのかを調べ、自分が欲しいと思う時計を見に来られるお客さまがほとんどです」(藤原さん)

藤原さんは、アンティーク時計を購入するなら、購入前に必ず実物に触れて、そして納得してから購入してほしいという。なぜなら「昔の良いモノ」の本当の魅力、本当に良いモノかどうかは、実物に触れなければ絶対にわからないからだ。実物を前に、あなたの目と手で、自分のセンスでしっかりと確認する。そうしなければ後悔するだろう。

「当店ではご来店いただいたお客さまがご覧になりたい時計をショーケースから出して、ご自分の目と手で実物をご確認いただくことにしています。単に時計の実物に触れるだけでなく、実物を腕の上に乗せてみる。実際に着けてみることをおすすめしています。時計には、実物を腕に着けてみないとわからないことがあります。着けたときの重量感や感触は、時計選びではとても大事なことですから」(藤原さん)

実用性なら断然! 現行モデル

ところで、いま作られ販売されている現行品の時計と、アンティーク時計のいちばんの違いとは何だろうか?

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