Galaxy Watch Ultraレビュー - 氷点下でも大丈夫なスマートウォッチ、日常の使い勝手はどう?
マイナビニュース / 2024年12月10日 12時36分
また、ケースサイズとバンドの取り付け形状が特殊なため、バンドの取り替え候補はやや限定的。公式では「Galaxy Watch Ultra Trail Band」(13,200円)などが候補になるでしょうが、一方で付け心地重視の日常向けバンドなどはあまり見当たりません。
アウトドアシーンだけでなく長時間の装着を視野に入れるならば、「Galaxy Watch Ultra バンド アダプター」などで検索してヒットするサードパーティ製のアダプターを駆使しつつ、22mm幅の一般的なバネ棒取り付け方式のバンドを駆使する必要があるでしょう。
アウトドアでも視認性が高い&情報量の多さが魅力
さて、実際にウォッチを装着してみた印象としては、中肉中背な男性の手に装着しても、かなり存在感を感じます。先ほどはさらっと数値を流してしまいましたが、ケースの厚みも1cmを超えていますので、横から見てもかなりゴツい印象です。
ただし、これにはメリットもあって、例えば、冬場に厚手のジャンパーを着るような場面でも、ウォッチ画面が袖口の中に埋もれにくく、時刻を確認しやすく感じます。
また、ディスプレイはAOD(常時表示)モードに対応しているので、画面を見るために腕を上げたり、画面をタップしたりといった操作をする必要もありません。
なお、筆者はキャンプをする機会が多いので、アウトドアシーンでパッと時刻を確認できるのは使い勝手が良いと感じました。画面輝度も最大3000ニトに対応しているので、直射日光下でもしっかり見えます。
特に、デフォルトの文字盤は情報量が多く、ベゼル近くにコンパス機能が表示されているのが秀逸。専用のアプリを起動することもなく、サッと方角を確認できるのは、アウトドア派にとって嬉しいポイントでしょう。
また、常時表示状態の画面を直接タップやスワイプして操作を開始できることも、操作感がスムーズでした。
ジェスチャー操作が超豊富。画面に触れずに操作が完了
同機を触っていて良いなと思ったのは、操作方法のバリエーションが多いこと。「設定」アプリにある「ボタンとジェスチャー」の項目から、各種操作のオン・オフ切り替えや挙動のカスタマイズができるようになっています。
まず、前提として、ケースには2時、3時、4時の位置にそれぞれ「ホームボタン」「クイックボタン」「戻るボタン」が備わっています。
どれもケースから大きくは飛び出ないように設計されており、例えば手首を手の甲側に「L」の字に曲げるような形で腕をついたとしても、ボタン類の誤操作の心配はほぼありません。
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