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20代から高めておきたい投資・資産運用の目利き力 第125回 ビットコインと暗号資産の周期性

マイナビニュース / 2025年1月3日 9時0分

2017年にはICOブームがあり、2021年にはNFTやメタバース銘柄ブームがその役割を果たしました。2025年にはレイヤー2銘柄やミームコイン銘柄が注目されると予想されており、この流れを注視しておくと良いかもしれません。ただし、ブーム系の銘柄はそのほとんどが暴落後そのままの状態ですから注意が必要です。
○クリプトの冬とその過ごし方

ビットコイン・暗号資産市場の成長には、避けられない冬の季節も存在します。約4年周期の中で、約1年半のお祭り状態(ブーム状態)の後に訪れる約2年半の低迷期は「クリプトの冬」と呼ばれます。真夏と真冬しかないのが、今のビットコイン・暗号資産市場です。真冬に入る前には大規模な事件が起こることが多く、過去にはマウントゴックス事件(2014年)、コインチェック事件(2018年)、FTX事件(2022年)が市場に影響を与えました。

2022年から始まった冬の季節が2024年に終わったとすれば、新たな成長期は目前です。この冬を乗り越えるためには、市場の騒ぎに動じず、長期的な視点での投資戦略を維持することが重要です。つまり、ドルコスト平均法で買い続けるということです。市場の周期性を理解し、価格下落時にも資産を買い増し続ける忍耐力が欠かせません。

暗号資産は特に値動きの激しい資産です。そのため、「メンタルが9割」と言っても良いでしょう。頭でわかっていても、いざ値動きを目にすると耐え切れずに売却してしまう人がほとんどです。ドルコスト平均法であれば、「上がって良し、下がって良し」の状態をつくることができます。上がれば上がったで嬉しいわけですが、買い続けていれば、下がったときも「安く買えた」と思えます。

中島宏明 なかじまひろあき 1986年、埼玉県生まれ。2012年より、大手人材会社のアウトソーシングプロジェクトに参加。プロジェクトが軌道に乗ったことから2014年に独立し、その後は主にフリーランスとして活動中。2014年、一時インドネシア・バリ島へ移住し、その前後から仮想通貨投資、不動産投資、事業投資を始める。現在は、複数の企業で経営戦略チームの一員を務めるほか、バリ島ではアパート開発と運営を行っている。監修を担当した書籍『THE NEW MONEY 暗号通貨が世界を変える』が発売中。 この著者の記事一覧はこちら
(中島宏明)



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