【医師監修】年末年始、体調不良になった時に市販薬を選ぶポイントは? 風邪、発熱、咳、腹痛など症状別に紹介
マイナビニュース / 2024年12月26日 10時0分
市販薬を服用する前に説明書をよく読み、用法・用量・内服のタイミングを正しく守って使用することが大切です。
自分に合った市販薬がよく分からない場合はもちろん、持病をお持ちの方、現在内服している薬のある方、アレルギー歴や副作用歴のある方、妊娠中や授乳中の方、ご高齢の方や子供向けの薬を購入したい方は、薬剤師さんに相談してから購入することを強くお勧めします。(山本佳奈先生)
■病院受診のポイントと年末年始への備え
市販薬は一時的な症状緩和に役立つものですが、症状が長引いたり、重症化した場合は医師に相談することが大切です。激しい頭痛や吐き気、意識がもうろうとするなどの症状を伴う場合や、高熱(38.5℃以上)が3日以上続く場合、頻繁に嘔吐し食事や水分を受け付けない場合などは、無理に市販薬で対処せず病院を受診するといいでしょう。
また、手足のしびれを伴うめまいや突然の激しい頭痛、息苦しさがあり息をするたびにゼーゼー音がする、全身に発疹やむくみ、顔や手足が異常に腫れるなどの激しい症状がみられる場合は、救急相談センター(#7119)への相談や夜間・休日診療所を受診するなど早めに対処することが大切です。
年末年始に向け、風邪薬、胃腸薬、解熱鎮痛剤、整腸剤など、基本的な常備薬を用意しておく、年末年始でも診療している医療機関をリサーチし家族で共有しておくなど、家庭でできることを備えておきましょう。
山本 佳奈 やまもと かな 滋賀医科大学医学部卒業後、南相馬市立総合病院や常磐病院(福島)を経て、ナビタスクリニック所属。 専門は一般内科。医学博士(内科学)、東京大学大学院医学系研究科修了、日本医師会認定産業医。著書に貧血大国・日本(光文社)。 この監修者の記事一覧はこちら
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(瑞木)
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