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【光熱費】「冬の電気代」いくらかかってる? 地域ごとの平均額を調べてみた

マイナビニュース / 2024年12月12日 13時35分

画像提供:マイナビニュース

近年、燃料価格の高騰などにより電気料金が値上がりしています。冬は暖房費が多くかかるため、電気代が心配になっている人は多いでしょう。「うちは使いすぎかな?」「ほかのお家の電気代はいくら?」と気になる人のために、世帯ごと、地域ごとの電気代の平均額をご紹介します。さらに、家庭の中で一番電気を使用している家電も紹介します。この冬は節電を意識して過ごしたいですね。

電気料金の補助金2025年1月~3月再開

まずは、電気料金に関するニュースをお届けします。

数年前から電気などのエネルギー価格の値上がりを受けて、政府は支援を行っています。2023年1月より行われた「電気・ガス価格激変緩和対策事業」は2024年10月で終了していますが、石破首相は、電気・ガス料金への補助金を2025年1月から3月に再開することを明言しました。家庭の電力使用量が最も大きくなる時期であることを考慮しての支援となります。

電気代は、1月・2月の使用分については1kWhあたり2.5円、3月の使用分については1.3円が補助され、ガス代は、1㎥につき1月・2月は10円、3月は5円が補助される予定です。

これにより、1月と2月は電気・ガスの合計で月1,300円の値引きとなります。

※電気の使用量は2人以上世帯の全国平均電力購入数量(400kwh)を、ガスの使用量は一般家庭の都市ガスの平均使用量(30㎥)を想定。

支援の狭間である12月は、電気料金が高くなると思っておくといいでしょう。
世帯ごとの平均電気代

総務省「家計調査」から世帯の人数ごとの電気代の平均をみてみましょう。
1カ月の平均電気代

1人世帯が約7,000円、2人世帯が約1万1,000円、3人世帯が約1万3,000円となっています。世帯人数が増えるに従って電気代は上がっていきますが、3人以上世帯からは、1人増えるごとに1,000円弱上がる程度となっています。

電気代も含めた光熱費全般もみてみましょう。
1カ月の平均光熱費

3人世帯までは電気代の次にガス代が多くかかっていますが、4人世帯以上になるとガス代よりも上下水道代の方が多くかかっています。光熱費全体では、1人世帯が約1万3000円、3人世帯が約2万5000円となります。
一番電気代がかかる月は?

月ごとの電気代も確認しておきましょう。

二人以上世帯の月別電気代

電気料金は、実際に使用した月の1~2か月後に電気料金が請求されることを考慮してグラフをみるといいでしょう。1月~3月期が最も電気代がかかっています。夏場の冷房費よりも、冬場の暖房費の方が電力を消費することがグラフからわかります。
地域ごとの平均電気代

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