『モンスター』『エルピス』『アンメット』…高評価が続くカンテレドラマ、プロデューサーの熱量具現化へ「皆で動く」体制に
マイナビニュース / 2024年12月15日 12時0分
●『モンスター』Netflixで3日連続1位に
カンテレ・フジテレビ系ドラマ『モンスター』(毎週月曜22:00~)が、Netflix 今日のシリーズTOP10(国内)で3日連続1位を獲得した(10月23日~25日)。同ランキングでカンテレ制作ドラマがトップになったのは、『エルピス-希望、あるいは災い-』『罠の戦争』に続いて3作品目で、3日連続は初めての快挙だ。
近年、カンテレ制作ドラマが次々とドラマ賞を受賞。その質の高さに業界内外で注目が集まっているが、『モンスター』でチーフプロデューサーを務めるドラマ班チーフで東京制作部部次長の河西秀幸氏は「うれしいが、やはり地上波で見られたい」と、気を引き締める。さらに、最終話が近づく『モンスター』では、最新の時事を意識したようなセリフもあり、「それが地上波の強さかもしれない」と持論を交えて語る――。
○視聴率、クオリティー、クリエイターファースト
「最も面白い」「最も攻めている」という声が、特にメディア業界で多かった長澤まさみ主演『エルピス-希望、あるいは災い-』、その次のクールに放送された草なぎ剛主演の『罠の戦争』。『エルピス』ではテレビ業界のタブーに切り込み、『罠の戦争』では草なぎの起用という業界の忖度問題に踏み込んだと多くのマスコミ人が言う。
『エルピス』の佐野亜裕美プロデューサーがTBSから転職活動をしていた際、その台本を読んで「これは面白いから、やるべきだ」と背中を押したのが河西氏であり、『罠の戦争』のプロデューサーも河西氏だ。
「カンテレ制作の月10ドラマには3つの目標があって、1つ目が大前提の視聴率…ヒットを作ること。2つ目はNetflixなどの配信ドラマと比べても遜色ないクオリティーの作品作りをすること。3つ目は話題になること。今回はその2つ目がある程度形になった状況です。そのためにカンテレではプロデューサー、そしてクリエイターファーストの現場になるよう、誰もが心がけています」(河西氏、以下同)
22年12月の『女子SPA!』のインタビューで、佐野Pは「カンテレの制作現場はいい意味でユルさがあるというか、現場の自由にさせてくれる最後のユートピアだと思います」と語っていた。河西氏も「弊社はプロデューサー発信の“この企画をやりたい”という想いを、ちゃんと会社として実現させるために皆で動いていくというのが他社より強いのではないでしょうか」と内情を明かす。
この記事に関連するニュース
-
趣里「またみんなで会えることを」ジェシー「なんとか乗り越えて」『モンスター』撮了
マイナビニュース / 2024年12月23日 10時0分
-
YOU「本当はいけないんですけど…」 宇野祥平、音月桂、中川翼も『モンスター』撮了
マイナビニュース / 2024年12月21日 18時0分
-
物語の癒し的存在!? 趣里との名コンビぶりが話題のジェシー「第10話ではラップに挑戦します」
エンタメNEXT / 2024年12月16日 19時20分
-
趣里主演・異色のリーガルドラマ『モンスター』誕生秘話「トラブルの理由をあえて曖昧に描く意味」
エンタメNEXT / 2024年12月16日 18時30分
-
SixTONESジェシー「モンスター」でラップ挑戦予告 趣里ら共演者とのエピソードも「焼肉行きました」
モデルプレス / 2024年12月16日 11時30分
ランキング
-
1中居正広の被害者が女性アナに相談も騒動拡大、露わになったフジテレビ“古い社風”の弊害
週刊女性PRIME / 2025年1月8日 6時0分
-
2泥酔報道の吉沢亮、ファンから「隣に引っ越したい」と“まさかの声”も気になる主演映画の行方
週刊女性PRIME / 2025年1月8日 7時0分
-
3吉沢亮の泥酔マンション隣室侵入騒動で「ソリオの呪い」再び…スズキ自動車がトバッチリのお気の毒
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月8日 9時26分
-
4中居正広MC「だれかtoなかい」フジが“1月すべて差し替え”決定…日テレは出演シーンカットで放送
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月8日 9時26分
-
5大泉洋、先祖が仙台藩の武士で「武士をやるべくして生まれてきた」三船敏郎さんにも敬意
スポーツ報知 / 2025年1月7日 21時41分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください