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自転車ショートトリップ、初心者が知っておくべき基礎の基礎

マイナビニュース / 2024年12月19日 6時10分

組み上がったら、フロアポンプと飛行機用の輪行袋は空港のコインロッカーへ。手荷物預かり所やコインロッカーを前提にすると工具も携帯用だけでなく、ノーマルサイズを使えるので整備性が向上し、作業時間が短縮できる。ツーリング中はゆっくり走りたいので、組み立てや梱包に時間はできるだけ短時間で済ませたい。

たとえば、輪行で自転車にキズがつくのは嫌なので、今回もチェーンカッターを使った。面倒に思うかもしれないが、チェーンでフレームやホイールが傷つくのを防ぐために工夫をするぐらいなら、いっそ外してしまったほうがキズの心配もない。昨今、標準仕様になりつつあるミッシングリンク形式なら作業も簡単。あとは飛行機用の輪行袋を使う。これもトラブルや梱包時間を時短できる工夫だ。

時間短縮と安全性の向上を考えると、費用対効果は高いので、出発前に大型のコインロッカーがあるかwebで調べよう。復路が違う空港の場合は、日時指定で最寄りの営業所留めに送るという方法もある。

【バッグ&アクセサリー】

荷物はできるだけ軽装にする基本。万全を期せば、荷物量はどんどん多くなるし、楽観しすぎると後で後悔する。私は専用工具を1つ持つのを躊躇ったせいで、走行不能になったことがある。そのためには軽量なアイテムにするか、アイテム数を減らす方法があるが、必要最小限を見極めるには経験を積み重ねるしかない。

バッグ類のセレクトは装備次第だが、ベースはハンドルバーバッグとトップチューブバッグ、サドルバッグの3つが基本。稚内ツーリングは日程も短く、身軽に走りたい。だからホテルに連泊して、走っている時は着替えや洗面道具を持たない。簡単に言えば、日帰りツーリングと一緒。必要なのは工具、カメラ、ウインドブレーカー、補給食だけである。

【ハンドルバーバッグ】

デジカメ、財布、ウインドブレーカーなど使用頻度が高いアイテムを入れる。使い勝手がいいので、ついつい大型を選びたくなるが、スタビライザーやサポーターが必要になる。また、脱着性も悪くなるので、容量は3〜5ℓ程度がオススメ。

【トップチューブバッグ】

近年、一気にメジャーとなったのがトップチューブバックだ。グラベルライドやブルベ(長距離ライド)では必須の装備で、走行中にアクセスしやすいストレージのため、スマホや予備バッテリー、補給食を入れておくことが多い。バッグを選ぶときは、トップチューブに跨がったときに、身体と自転車のクリアランスを考慮すること。股下にスペースがないと、信号で着地したときに接触する場合もある。

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