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受験当日に向けて30日前からの対策が重要! 感染症時代の受験家族の過ごし方と対策を医師が解説

マイナビニュース / 2024年12月19日 18時10分

そのため、受験生に精神的ストレスが大きくかかることが予想される受験シーズンは免疫機能低下の懸念があり、より一層の感染症の予防が必要となる。

○免疫のケアの重要性

免疫機能の維持にはバランスの良い食事、十分な睡眠、適度な運動など日々の生活習慣の見直しが大切。ビタミンC、D、亜鉛などの栄養素は免疫力をサポートし、特に冬は日照時間が短くビタミンDが不足しがちなので、サプリメントや食事で補うことが重要となる。

また、野菜や果物、良質なタンパク質を摂ることで、免疫システムの機能を高めてくれるという。腸内環境を整えることも免疫機能を高めることに効果的。全身の免疫細胞の7割は腸の粘膜にいると言われており、腸内環境を整えるために善玉菌を含む発酵食品やそのエサとなる食物繊維を意識して摂るとよいとされる。その他にも、乳酸菌飲料なども活用すると、免疫のケアを習慣的にも取り入れやすいとのこと。
○具体的に実践すべき10の対策

複数の感染症が流行する今年、基本的な「手洗い・うがい」「マスクの着用」「換気」はとても重要。特に手洗い・うがいを取り組むことは習慣になっているが、感染症が流行する今、お手洗いに行ったら必ずうがいまで徹底するなど、こまめな対策が必要だという。

加えて、“げんきな免疫プロジェクト”は、受験生と家族がすべき10の感染症対策を提唱する。

○【家庭内で気をつけるべき10の対策】

通常の感染症予防で奨励されている手洗い、マスク、換気、ワクチンでは不十分なことが多く、接触感染で広がる感染症についても意識して対策をしていくことが重要となる。

(1)正しく手洗い

ハンドソープをつけて30秒~1分程度洗い、流水でしっかりすすぐ。清潔なタオルやペーパータオルで水をよく拭ききって乾かす。手を洗う場所がない、洗面所まで行けない場合は、アルコール製剤やアルコールを含んだウェットティッシュなどを使用してもよい。

(2)むやみに顔を触らない

手に付着したウイルスが目、鼻、口に触れることによって感染をすることがあるので、素手で顔に触れないようにする。

(3)加湿器を使用し保湿を徹底

空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下し感染をしやすくなる。加湿器などを使って、適切な湿度(50%から60%)を保つことを心がける。

(4)室内ではこまめに換気をする

常時換気設備や換気扇を常時運転し、定期的に窓を開けるなどをして換気をしっかり行うようにする。

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