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4500個のアプリを開発した星野リゾート、kintone活用の“もやもや” をどう乗り越えた?

マイナビニュース / 2024年12月20日 11時0分

この業務研修を終えて、小竹氏は自身に足りなかったことに気付いた。それは「問う力」だという。小竹氏の言う問う力とは「課題解決に必要な力」。つまり、未知の課題に対して問いを立てる力のことで、自分の経験から解像度を上げるなど、ITスキル関係なく発揮できるものだという。

「沖縄での研修を終えて、さまざまな『こうしたい!』が具体的に見えた。現場とのMTGの内容が分かるようになり、会社全体の仕事の流れがより理解できるようになった。問う力を足掛かりに、イノベーションを生み出していきたい」(小竹氏)

沖縄研修で学びを得たのは小竹氏だけではない。小竹氏から研修報告を受けた久本氏は、「情報システムやアプリを開発するには、学ぼうと思えば習得できる『スキル』ではなく、多様な経験から生まれる『多様な視点』が欠かせないことに気付いた。あらゆるキャリアや、さまざまな『やってみたい!』という気持ちが、多様な経験・視点を増やし、創発を最大化していく」と語った。

問う力を身に着けた小竹氏の挑戦は続く。星野リゾートは北米への進出を表明しており、2028年に米国のニューヨーク州に温泉旅館を開業する予定だ。

小竹氏は「日本とアメリカではマーケットの在り方が全く異なる。おそらくさまざまな未知の業務課題が出てくるはず。でも、新しい挑戦にワクワクしており、現場の知見や問う力を生かして、ノーコードで業務課題を解決してきたい」と意気込みを述べた。
(早川竜太)



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