健康診断で指摘された項目トップ3、「コレステロール」「肥満」ともう1つは?
マイナビニュース / 2024年12月20日 13時9分
PROTECT HEARTS PROJECTは12月19日、「健康意識および行動の変化に関する調査」の結果を発表した。調査は2024年10月25~10月29日、全国の男女1,000人を対象にインターネットで行われた。
○健康診断結果で指摘された項目TOP3
会社や自治体の行う健康診断。毎年の健康状態のバロメータとして大切な指標だが、年齢が高まるほど、判定が良くなかった項目が増えてきて、様々な心配も増えてくるもの。今回の調査の回答者において、健康診断結果での指摘された(A判定で無かった)項目の上位には、男女ともに「血圧」がTop3にランクインしている。
年代別に見ると、血圧がA判定で無かったのは40代以上の5人に1人。男女の違いも顕著に現れており、40~50代では男性のほうが女性より指摘された比率が高いが、60・70代では男性が21.5%、女性が24.1%と逆転する傾向が現れている。
○健康診断結果を受けて、とっている対策
次に、健康診断の結果を受けて、対策や改善を行っているアクションについて、調査を行った。
取ろうと考えている対策として「食事の栄養バランス」「運動」「睡眠」などが多くの世代、性別で上位に上がっているのに対し、「体重測定」「血圧測定」など、日々のバイタルサインの測定については、年代別で大きな傾向の違いがみられた。60・70代では保有率が高まる一方で、50代までの現役世代ではわずか10~20%台と低い結果となっている。特に血圧においては、40~50代から高血圧になる人の比率は高まってくるため、この世代から普段の血圧測定に取り組んでもらうための啓発が必要だといえる。
また、「医療機関への通院」「服薬」といった医療へのアクセスも60・70代から大きく上昇する傾向となり、現役世代においては食生活や運動などの「自力でなんとかする」対策が多いことが特徴的だ。
また、対策や工夫を行わない理由として挙げられているのは、「痛みや不自由さなど日常生活に支障がないから」「対策するのが面倒だから」「時間がないから」などが上位を占めており、直近の自身の健康状態への切迫感のなさなどから様子見をしている、またその煩雑さなどが改善行動を後まわしにしている状況も改めて浮彫になった。
○血圧計の保有率と、血圧測定の習慣について
健康・医療機器の保有状況についての質問では、身近な健康機器である体重計・体組成計の保有率が各世代で半数を超えているのに対し、血圧計の保有率は年代によって大きな差があった。50代で38.0%、60・70代では65.5%と血圧計の保有率が比較的高い一方、40代でわずか26.5%、20~30代は10%台と非常に低い結果となった。
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