【滋賀県近江八幡市】近江商人を生んだ水路「八幡堀」の魅力とは? ふるさと納税返礼品で近江牛も
マイナビニュース / 2025年1月16日 8時0分
滋賀県のほぼ中央に位置する近江八幡市(おうみはちまんし)は、日本唯一の淡水湖に浮かぶ有人島(沖島)を有する自然豊かなまち。ラムサール条約の登録湿地である西の湖(にしのこ)は、琵琶湖で一番大きい内湖であり、ヨシの群生地である水郷地帯は琵琶湖八景の一つに数えられています。
古くから農業を中心に栄えてきましたが、中世以降は陸上と湖上の交通の要衝という地の利を得て、多くの城が築かれ、日本最大級の山城「観音寺城跡」、天下の名城「安土城跡」など国の史跡が点在。織田信長の改革精神により開かれた楽市楽座は、豊臣秀次の自由商業都市の思想に引き継がれ、さらに近江商人の基礎を築きました。
このような歴史的背景から各時代を代表する歴史的遺産が点在するとともに、風情が香る景観は、今日も各所で受け継がれています。
また、日本三大和牛の一つ「近江牛」の本場としても知られ、日本一の生産量を誇ります(令和5年滋賀県畜産課調べ)。
今回紹介するのは、そんな近江八幡市の代表的な観光スポット「八幡堀」。城下町が栄える基礎となったまちの一大動脈なのだそう。一体どのようなところなのでしょうか。
本稿では、マイナビふるさと納税担当者が、気になった観光スポットとふるさと納税返礼品を紹介していきます。
今回は「八幡堀」の詳細と、人気の返礼品などについて調べてみました!
○近江八幡市の観光スポット「八幡堀」について
・近江八幡市宮内町周辺
・アクセス:【公共交通機関】JR琵琶湖線「近江八幡駅」下車 バス7分「大杉町」下車 徒歩5分
【車】名神竜王ICから30分
※公共交通機関の最新の運行情報・運休情報につきましては、各社のホームページ等をご確認ください。
安土・桃山時代に豊臣秀次の八幡山城居城のもと、城下町が栄える基礎となった町の一大動脈である「八幡堀」。
八幡堀と琵琶湖とを繋ぎ、湖上を往来する船を城下内に寄港させることで、人、物、情報を集め、さらに楽市楽座制を実施することで城下を大いに活気づけ、近江商人の発祥と発展、まちの繁栄に大きな役割を果たしました。
昭和初期までは、常に人々の経済・流通路でしたが、戦後は陸上交通の発展によって不要となった八幡堀は廃れ、ドブ川となり、埋め立ての予定もあったそうです。しかしながら、地元の青年たちの保存再生運動により当時の美しさを取り戻しました。
堀に沿って白壁の土蔵や旧家が立ち並ぶ風景は、時代劇などのロケ地としても知られています。
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