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【10年に一度レベルの年末寒波】エアコン暖房の無駄を防ぐ部屋づくりのポイントは? - 節電の基本をダイキンが解説

マイナビニュース / 2024年12月26日 9時31分

○室外機まわりをスッキリさせる

空気の熱を集める室外機にとって空気の通り道は大切。室外機周辺に障害物があり、吸込口や吹出口がふさがれてしまうと、熱を効率的に集めることができず、無駄な電力消費につながる。障害物がない場合も、冬は室外機の周りに雪が積もって、吸込口、吹出口をふさいでしまうこともある。室外機の周辺はすっきりと余計なものは置かず、障害物は取り除くように、とのこと。
○フィルターにホコリをためない

エアコンの室内機は部屋の冷たい空気を吸い込み、暖かい空気にして送り出すことで部屋を暖かくしている。エアコンのフィルターにホコリがたまっていると、熱交換器を通る空気の量が減り、熱を送り出す効率が下がる。その分、電気代がかかってしまう。空気の通り道をふさがないよう、2週間に1回を目安に、フィルターの定期的な掃除をすることが推奨される。エアコンのフィルターを1年間掃除しないと、消費電力が約25%も無駄になると言われている。

○「エアコンの心臓」にかかる負担を減らす節電の工夫

空気中の熱を集めて運んで放出するのに必要な「冷媒」を循環させているのが「圧縮機」。圧縮機は室外機に内蔵されている。節電には、エアコンの消費電力の約80%を使っている圧縮機の負担を抑えることが大切。
○スイッチのオン・オフは控えめに

エアコンのスイッチを入れた後、圧縮機は室内をすばやく暖めるため、勢いよく動いてより多くの熱を運ぶ。室内が適温になったら、その状態を維持できる程度に力を落として安定運転を続ける。そして、室温が下がってくると、圧縮機はまた動きを強める。スイッチのオン・オフを繰り返すと、圧縮機への負荷が
高まる頻度が増え、その分、多くの電力を消費するという。ダイキンの実験では、30分程度の外出なら一度オフにするより「つけっぱなし」の方が節電につながる結果となった。

○「風量自動」で効率的に運転を

節電しようと風量を弱めに設定していると、熱交換器を通る空気の量が減り、室内に送り出す熱の量も減ってしまう。その分圧縮機に負担がかかり、余計な電気を使ってしまう。風量を自動にしておくと、エアコンはスイッチを入れたあと、どんどん熱を室内に運び、すばやく部屋を暖かくする。必要な分だけ室内の熱を増やしたら、あとは部屋の温度を維持できるように安定運転を続ける。風量自動は、より効率的な運転で圧縮機の負担を減らす。エアコンは基本的に「風量自動」を心掛けたい。

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