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女性だけじゃない、「男性更年期障害」 - 具体的な症状は?

マイナビニュース / 2025年1月7日 11時0分

最後に更年期障害の予防法や症状を和らげる方法に関して、泌尿器科の専門医に聞いてみました。

男性ホルモンの95%以上は精巣由来であり、残りは主に副腎において生成されます。テストステロンは20歳台でピークを迎え、50歳以降は年に1%ずつ低下すると報告されています。最近では年齢よりも併存疾患・肥満・生活習慣が、よりテストステロンの低下に影響を与えるとのエビデンスが明らかにされてきています。これは、上記の生活習慣の改善がテストステロン低下の予防にもつながることを意味しています。

治療法としては【1】アンドロゲン補充療法、【2】PDE5阻害薬(シルフィナデル、タダラフィル)、【3】漢方(当帰芍薬散、加味逍遙散、桂枝茯苓丸)などがあります。男性更年期障害の診断と治療のプロセスにおいては、泌尿器科と精神科をはじめとする多くの科との協力が重要な役割を有していると思われます。

○永田 大介(ながた だいすけ)先生

一宮西病院 泌尿器科/部長
資格:日本泌尿器科学会 泌尿器科専門医
(武藤貴子)



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