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旅を分解して味わい尽くす――仲野太賀×上出遼平×阿部裕介が放つ“かつてない”旅行記「すごくシンプルで良い遊び」

マイナビニュース / 2024年12月28日 7時0分

仲野:あと、すごくグラムに厳しいんですよ。荷物の重さに。すごく長い旅だし、ちょっとでも荷物を軽くしようとして、僕らの分のジャッジも上出さんがするんです。この数グラムが山登りでは命取りになるし、それが違うだけで全然楽しくなるからって、「グラム、グラム」言ってる割には、自分の毛を剃る電気シェーバーは絶対に持っていくって。

阿部:歯ブラシの柄の部分を切ってまで軽くしてるんですよ?

仲野:しかも上出さんのおじいちゃんの会社の名前が「株式会社グラム」っていうんですよ。なんだその話(笑)

――先ほど仲野さんが上出さんの文章を「アカデミック」とおっしゃっていましたが、阿部さんはいかがですか?

阿部:何回読んでも「ここまで笑えるか」ってぐらい笑っちゃいます(笑)。本を読みながら笑うことはあっても、大爆笑することはなかなかないです。僕ら相当イジられてるんですけど、息をつく暇がないぐらい笑える。かつ歴史的な背景とか、読者に感じ取ってもらいたいことにもしっかりフォーカスして、そこからまたちゃんとオチを作って笑かして。リズムとして真面目すぎず、フォーカスポイントがうまいなと思いました。

――本当にそうなんですよね。仲野さんの自由な感じがより強く魅力的に出ていますし、何より阿部さんですよ。ここは皆さんと同じように「阿部ちゃん」と呼ばせていただきたいのですが、もう大好きになっちゃって、「この次、阿部ちゃん何をしでかすんだろう」って楽しみになっていくんです。本人も笑いながら読まれていたんですね。

阿部:笑っちゃいますね(笑)

仲野:「これ阿部ちゃん怒らないのかな?」って思うくらいなんですけど、そこで笑っちゃうのが阿部ちゃんの素敵さなんですよ。

阿部:本当に楽しかったんですよね。自分もここまで吹っ飛べるんだっていうくらい楽しくて、解放されちゃって。僕、お酒もタバコもやらないんですけど、本当にパッカーンってなっちゃって、それだけめちゃくちゃ楽しかったんです。

――それは自分の行きたかったところに、仲間が来てくれたという喜びもあるのでしょうか。

阿部:そうですね。あとやっぱり景色がきれいだったのも大きいです。標高7,000~8,000m級の山が目の前にドカーンってあると、心が広がってしまう感じがあるんです。

仲野:阿部ちゃんは思い出すだけで面白いです(笑)

阿部:でも、僕からもありますよ、みんなのおちゃめなところ。今回の旅で、太賀くんが毎日英語の教科書を広げて読んでたんですよ。でも、チラッとみたら顔に本がかぶさって寝ちゃって、全然勉強してない(笑)。そういう面白い場面はいっぱいありました。

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