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「お年玉」で子どもの金銭教育を始めるには

マイナビニュース / 2024年12月31日 11時10分

お金があるといろんなことができます。欲しいおもちゃが買えたり、美味しいものを食べられたりします。たくさんお金があれば、豪華なおもちゃが買えるので、豪華なおもちゃを買うために、お金を少しずつ貯めることを覚えます。

お金を貯めて豪華なおもちゃを買うというのは、一見上手なお金の使い方に思えます。しかし、そのおもちゃにすぐに飽きてしまったら、無駄な買い物になってしまいます。次は「すぐに飽きない価値あるものにお金を使おう」となるでしょう。このように、価値あるものを適切な値段で買ってはじめて「上手なお金の使い方」ができたことになります。

お金を使うというのは、大人でも数々の失敗をするもので、すぐに上手にお金を使えるようにはなりません。子どもうちから少しずつ経験させることが大切です。
お年玉の使い方

毎月のお小遣いでは、頑張っても数千円しか貯められないものが、お年玉はいきなり1万円が手に入ったりします。そこで親は多すぎるからと、有無を言わせず子どものお年玉を預かってしまいがちです。しかし、子どもが小学生以上ならば、子どもに管理をまかせてみましょう。管理の主体は子どもで親はサポートにまわります。

お金の上手な使い方を学びたいなら、お年玉は絶好のチャンスです。子どもの学齢に合わせて、子どもが自由に使えるお金と貯めておくお金を設定します。

貯めておくお金は子どもが管理する名目で親が預かったり、子ども名義の通帳を作ったりするといいでしょう。
*小学生の場合

小学生のお子さんの場合は、欲しいものがあれば、お年玉から買えることを伝えて、欲しいものの金額とお年玉の金額をお小遣い帳に記録させましょう。お年玉のうち「欲しいものに充てるお金」と「貯めるお金」の割合を一緒に考えて、貯めるお金は親が預かることを伝えましょう。実際は親が管理していることと変わりませんが、子どもと一緒に相談して決めることで「取り上げられたお年玉」という認識はなくなります。
*中学生の場合

中学生になると、好きなものを自分で買いに行くようになるので、何にいくら使ったのか親も把握できなくなってきます。お年玉は、「半分は自由に使っていいけど、半分は貯金する」というルール(割合はお年玉の総額によって決める)を設けましょう。貯金は子ども名義の通帳を作るといいでしょう。通帳は基本、親が管理しますが、入金履歴などを毎年見せて、残高がいくらになっているか確認して、増えていることを実感してもらうといいでしょう。
*高校生の場合

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