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「お年玉」で子どもの金銭教育を始めるには

マイナビニュース / 2024年12月31日 11時10分

高校生になったら、お年玉を貯金した子ども名義の通帳を子ども自身に管理させてもいいでしょう。臨時収入が入ったら、自分で預金口座に預けるなどすれば、お金の管理方法や銀行の仕組みを知るいい機会になります。問題は「貯めたお金の将来の使い道」です。たとえば、高校生の子どもがバイトで貯めたお金は好きに使っていいけれど、お年玉を貯金してきたお金は「あなたの将来の大事な節目に使うお金だよ」と伝えておきましょう。
子どもの金銭教育のための3つのヒント

最後に、子どもが上手にお金を使えるようになるための、3つのヒントをお伝えしたいと思います。
*毎月のお小遣いの中でやりくりする

たとえば毎月のお小遣いが3,000円なら、1週間に使えるお金は750円。使ったお金をお小遣い帳に記録していけば、「今週は使いすぎたから、来週は減らそう」となり、予算内でやりくりができるようになっていきます。
*欲しいものを手に入れるためにお金を貯める

1回のお小遣いでは買えないような金額が大きいものを手に入れるために、毎月少しずつ貯めていく方法は、お金が貯まるまで我慢して待つという経験ができ、その結果手に入れられれば成功体験となります。また、そこまでして手に入れたものは大事に扱うでしょう。
*今は欲しいものがないけれど、いつか欲しいものが出てくるときのために貯金する

お金を使って得られるものの価値がわかれば、お金を貯めることの価値もわかってきます。そうすれば、日々の生活の中で使っていくお金とは別に「貯金」をすることにも意識的になります。貯金は将来の自分へのプレゼントです。その頃は上手にお金を使えるようになっているでしょう。

石倉博子 いしくらひろこ ファイナンシャルプランナー(1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP認定者)。“お金について無知であることはリスクとなる”という私自身の経験と信念から、子育て期間中にFP資格を取得。実生活における“お金の教養”の重要性を感じ、生活者目線で、分かりやすく伝えることを目的として記事を執筆中。ブログ「ファイナンシャルプランナーみかりこのお金の勉強をするブログ」も運営中! この著者の記事一覧はこちら
(石倉博子)



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