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PCテクノロジートレンド 2025 - GPU編「NVIDIA」を追う「AMD」と「Intel」

マイナビニュース / 2025年1月4日 10時0分

といった話が流れている。

まぁ間もなくNVIDIAの正式発表があるだろうから、分析はそれを受けてからでいいだろう。ただ一つだけ疑問なのは、そのプロセスであるTSMC 4NPである。現在の4Nプロセスの改良版だが、トランジスタ密度を30%も引き上げるのは普通に考えれば無理で、もうそれは3nmプロセスだと思う。あるいはより小型化したCell Libraryを利用する事で、ロジック密度(≠トランジスタ密度)を「最大」30%縮小というならまぁ判らなくもないのだが。ただ既存のBlackwell(GB100)が144SM、18,432 CUDA Core構成だから、84 SMのGB203はともかくGB202は170SMになる。GB100の推定ダイサイズは783.4平方mmほどで、これはGH100の814平方mmよりはやや小さいのだが、144SM→170SMで18%ほど大きくなることを考えると、4Nプロセスのままだと924.8平方mmほどになり、明らかにReticle Limitをはみ出す。これが仮に30%縮まれば647.4平方mmという、割と現実的な数字に収まる筈なのだが、そうではなく単にロジック密度が上がっただけだとすれば800平方mm台は間違いない。こうした事を考えると、TSMC N3Eベースの3Nとかになると思うのだが、これは事前情報と異なる話である。この辺は発表を待ちたいところだ。

さて第1四半期にそんな訳でTop Endの2製品が発表される訳だが、その下のSKUとしては

GeForce RTX 5070 Ti:GB203、8,960 CUDA Core(70 SM)、256bit/28Gbps 16GB GDDR7、TBP 300W

GeForce RTX 5070:GB205、6,144 CUDA Core(48 SM)、192bit/28Gbps 12GB GDDR7、TBP 250W

といった製品が用意されているらしい。ただしCESのタイミングでこれを全部発表するかは不明だし、登場時期も2025年第1四半期末~第2四半期というあたりと思われる。その下のSKUに関しては、2025年中に出るか、もしくは2026年まで持ち越しになるのかも含めて不明である。まぁこのグレードに関しては既存のGeForce RTX 4000シリーズ(GeForce RTX 4060/4060 Tiとか、何ならGeForce RTX 4070 Superを値下げして出すという案もある)で十分賄えるので、2025年前半に急いで出す必要は無いだろう。恐らく出ても2025年後半、下手をすると2026年になるかと思われる(この辺は競合製品の動向を見ながらスケジュールが変更されそうだ)。実際GeForce RTX 4000シリーズの場合

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