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PCテクノロジートレンド 2025 - Chipset編「Intel」「AMD」

マイナビニュース / 2025年1月7日 10時0分

そもそも現状のAM5プラットフォームでIntelに比べて欠けているのは

DDR5-6400以上の対応、及びCU-DIMM/CSODIMM、CAMM2への対応
Thunderbolt 4/USB4の内蔵

だが、前者はチップセットというよりはCPU側の問題であって、これはFirmware/Microcodeの刷新などで可能になる。まぁValidationの結果としてマザーボードそのものに手を入れなければならない可能性はあるが、チップセットそのものを刷新する必要は無い。

一方後者はポリシー的にチップセットに入れるつもりは無いようで、Discreteのコントローラで十分と考えている様だ。まぁその考え方は筆者にも理解できる。

なので、例えば今年のCOMPUTEXなどで新しいAM5対応のマザーボードが投入される可能性はあるが、新しいAM5向けチップセットが導入されるという可能性は低いと思われるし、実際話はさっぱり聞かない。

むしろ何かあるとすればThreadripper向けであり、現在のWRX80/TRX40とは互換性が無いから、ここは新しいものが投入されることになるかと思われる。ご存じの通りThreadripperは言わばEPYCのサブセットであり、なのでWRX80の後継機種は12ch DDR5、TRX40の後継機種は6ch DDR5という事になりそうだが、この辺は具体的なThreadripperのダイの構成次第の所があるので、案外TRX40後継は(マザーボードの小型化のために)DDR5は4chで据え置きの可能性も否定はできない。

AMDは2027年までAM5プラットフォームの維持を明言しているので、その意味ではあんまり大きな変更はチップセット側には考えられにくい。少なくとも2025年は現在の600シリーズと800シリーズのまま行くだろうと思われる。
(大原雄介)



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