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【大相撲】二所ノ関親方「口に入れた瞬間に溶けていった」 - 知事や町長も126kgの初競りまぐろに舌鼓!

マイナビニュース / 2025年1月6日 17時2分

わずか10分程度で解体は終了! 卸したまぐろは、横浜市関内の人気寿司店「なか條」の店主である中条清隆さんが直々に握ってくれるというスペシャルサービス付き。

丁寧に、それでいて素早くまぐろを捌いていく中条さん。

その職人技に、親方もこの笑顔である。

実際に口にした二所ノ関親方は、「口に入れた瞬間に溶けていった。まぐろの上質な油が流れ込んでくるかのよう。刺し身でも美味しかったけど、寿司にするともっとウマい」とその感動を見事にレポート! そして……

このハンドサインである。よほどお気に召したようだ。

茨城県の大井川知事も「こんなに美味しい寿司は食べたことがない。普段食べている魚と全然違う」とご満悦。阿見町の千葉町長も同じく「今まで食べた寿司で一番美味しい」と太鼓判を押した。

地域の方々にも「なか條」の職人が寿司を振る舞った。

握り終えた寿司はアイ工務店の社員たちが手際よく運んでいく。子ども用はわざび抜き。あちこちから「美味しい!」という声が上がる。

二所ノ関部屋の力士たちも次々とちゃんこを振る舞っていく。Netflixのドラマ『サンクチュアリ』でも観たけど、相撲部屋と地域の方々の結びつきって本当に強いんだな〜と再確認した次第。

ありがたいことにそのおこぼれに預かることができたが、いずれも超が突くほどの絶品!

大トロは口の中に入れた瞬間に溶け落ちていき、上品な旨みだけが余韻として残った。こんなに美味しい大トロ、本当に食べたことない。なにせ、ついさっき解体されたばかりである。こんなに新鮮な魚、なかなか食べる機会などあるはずもない。赤身もふんわりとやわらかく、ものすごく洗練された鉄の旨味が濃厚に香る。いくらなんでもウマすぎる……。

そして、ちゃんこも負けじと絶品だった。相撲部屋でちゃんこを食べるなんて初めての経験だし、それだけで感動的だったが、この味がとにかくウマいことウマいこと……。豚バラ肉や白菜、根菜などの旨味がしっかり滲み出していて、胃袋にす〜っと染み込んでいく感覚。「大の里関や白熊関も、このちゃんこを食べながら日々鍛錬に励んでいるのかな」と考えると改めて感慨深い。

まぐろの寿司を食べ終えた二所ノ関親方は、一週間後に迫る初場所に向け、「白熊に関しては怪我があって幕の内から転落したんですけども、その怪我もだいぶよくなったので飛躍の年にして、幕の内の上位まで行ってほしいと思います。大の里も安定した成績、二桁以上しっかり勝って、一年間、怪我なく常に二桁狙える状態に持っていってほしい」と意気込んだ。

初競りまぐろに舌鼓を打ち、非常に縁起の良いスタートを切った二所ノ関部屋。2025年もその躍進から目が離せない。
(猿川佑)



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