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「人財の見える化とAI活用による変革」に注力‐ワークデイ 古市社長

マイナビニュース / 2025年1月8日 10時15分

画像提供:マイナビニュース

2025年の年頭にあたり、 ワークデイ 執行役社長兼日本地域責任者 古市力氏は年頭所感として、以下を発表した。

人財の見える化とAI活用による常に先を見据えた変革を支援

明けましておめでとうございます。

昨年はAIの技術革新や活用が急速に加速した年となりました。その影響を受けて、ビジネス環境における変化のスピードはさらに加速し、企業は常に克服すべき新たな課題に直面しています。これに対して、企業は従来の働き方や企業経営のあり方を根本的に見直す必要に迫られている一方で、新しい変革に挑む絶好の機会であることも認識しています。

ワークデイでは、10年にわたり開発投資してきたAIをコアに組み込んだ、人事・財務を統合する経営データプラットフォームを提供し、未来の予測が困難な今日のビジネス環境において、常に先を見据えた経営のトランスフォーメーションを支援しています。2024年9月には次世代AIとなるWorkday Illuminateと、それを活用したAIエージェントを発表しました。IlluminateのAIモデルは、Workdayプラットフォームで処理される年間8000億件以上もの業務トランザクションにより高精度化されていることに加え、人事および財務に関する業務プロセスのフローを理解していることに価値があります。Illuminateは、正確かつ迅速な意思決定を支援する優れた洞察を提供するとともに、一般的なタスクの実行の効率化・高速化を実現し、Workdayプラットフォーム上のソリューションを強化します。また、Illuminateは、一連の業務フローをリアルタイムで支援するAIアシスタンスを提供し、さらにはAIエージェントのオーケストレーションを通じた人事や財務に関する業務プロセスの変革を実現します。

私たちがあらゆる業界の企業に選ばれる理由は、お客様の課題に対する明確な解決策を提供できることにあります。Workdayプラットフォームは、組織横断型の「人事」、「財務」、「プランニング」のデータをリアルタイムにグローバル規模で分析・管理することができる点にあります。AIを活用した分析により、たとえば採用候補者の評価や人財配置の最適化など、インテリジェントな予測とワークフローの自動化を提供します。

ワークデイでは、2023年9月から日本市場を戦略的市場のひとつとして位置付け、積極的な投資を行っています。これを受けて昨年は、「国内のお客様のニーズをより深く把握し、課題解決に向けて対応していくための体制強化」に注力しました。具体的には、従業員の増員や国内のお客様にさらに貢献していくための組織体制の刷新に始まり、提供する製品やサービスのローカライゼーション、国内パートナーエコシステムの拡大・強化が含まれます。特に国内のお客様とのビジネス実績の多いパートナーエコシステムの拡大に注力し、株式会社NTTデータとの人的資本経営に向けた戦略的パートナーシップを、さらには三井情報株式会社との財務管理領域における戦略的パートナーシップを締結したことを発表しました。また、大阪をはじめとする関西地域のお客様へのサービス向上を目的に、ワークデイの国内二つ目の拠点として新たに「ワークデイ大阪オフィス」を開設しました。

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