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どこでもサイエンス 第299回 2025年の宇宙、どうでしょう?(1−6月の宇宙開発編)

マイナビニュース / 2025年1月8日 10時54分

ESCAPADEは火星の磁気圏をさぐる探査機です。

このほか、ISSへの補給や人員交代のミッションが予定されています。ちゃんとロシアのソユーズも参加していますよ。
ヨーロッパ

ヨーロッパはアリアンスペースによるロケット打ち上げですな。

2月25日に「CSO-3」の打ち上げがアナウンスされています。また、3月には新鋭の「VEGAロケット」によって森林監視衛星「BIOMASS」の打ち上げがアナウンスされています。
ロシア

3月17日に「ソユーズロケット」によって地球観測衛星「AIST-2T」を2機打ち上げ予定です。また、4~6月に、レーダー地球観測衛星「Obzor-R」も予定されています。
中国

独自の宇宙ステーション「天宮」に、月探査とイケイケの中国ですが、ちょっとペースが落ちている? 

1月に新型の「長征8号ロケット」にて通信衛星を打ち上げます。また5月には、有人宇宙船の神舟20号を打ち上げるほか、小惑星探査機「天問2号」の打ち上げが予定されています。小惑星「2016HO3」からのサンプル・リターンを目指します。
インド、オーストラリアなどのその他の国々

1月にインド版GPS衛星の打ち上げがあるほか、オーストラリアの「ERISロケット」のテスト打ち上げがあります。1月以降ですが、インドが有人宇宙船「ガガンヤーン」のテストを行います。無人のテストです。インドも有人宇宙船に踏み出しますな。

3月にはインドとNASA共同の地球観測衛星「NISAR」が打ち上げられるほか、インドのガガンヤーンのテストが行われます。

なにげにインドがすごいですな。ということで楽しんでまいりましょう。

東明六郎 しののめろくろう 科学系キュレーター。 あっちの話題と、こっちの情報をくっつけて、おもしろくする業界の人。天文、宇宙系を主なフィールドとする。天文ニュースがあると、突然忙しくなり、生き生きする。年齢不詳で、アイドルのコンサートにも行くミーハーだが、まさかのあんな科学者とも知り合い。安く買える新書を愛し、一度本や資料を読むと、どこに何が書いてあったか覚えるのが特技。だが、細かい内容はその場で忘れる。 この著者の記事一覧はこちら
(東明六郎)



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