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【兵庫県三木市】前衛書家・上田桑鳩の作品に浸れるお寺とは? ふるさと納税返礼品でミツカン製品も

マイナビニュース / 2025年2月2日 8時0分

画像提供:マイナビニュース

兵庫県三木市(みきし)は、日本書紀・古事記にも記載があり、西暦645年創建の古刹(こさつ)である伽耶院(がやいん)、蓮花寺(れんげじ)がある古代から栄えた土地です。

伝統産業である「三木金物」は、西暦550年ごろにその基礎が作られ、1578年の三木合戦が発展のきっかけとなりました。合戦後、織田軍を率いた羽柴秀吉が行った復興策により、鑿(のみ)や鉋(かんな)といった大工道具の製造が盛んに。その後、現在までつづく「金物のまち」として繁栄しています。

温暖で降水量の少ない瀬戸内海気候の同市は、ため池が多く、日本一の酒米「山田錦」の特A地区が多く存在する日本一の産地で、生食用ぶどうなどの生産も盛んです。また、ゴルフ場数西日本一の25コースを有する「ゴルフのまち」でもあります。

今回紹介するのは、そんな三木市にある「永天寺」。前衛書家として活躍した上田桑鳩(うえだそうきゅう)氏のふるさとでもある三木市吉川町のお寺で、座禅体験や書道体験を行うことができます。

本稿では、マイナビふるさと納税担当者が、気になった観光スポットとふるさと納税返礼品を紹介していきます。

今回は「永天寺」の詳細と、返礼品などについて調べてみました!
○三木市の観光スポット「永天寺」について

・兵庫県三木市吉川町楠原574

「永天寺」は、三木市吉川町にある曹洞宗(禅宗)寺院。三方を山で囲まれた山寺で、今現在も茅葺き屋根の本堂を護り、山門には四天王、門先には慈母観世音菩薩様が見守っています。

お寺から六甲山系を見渡せる眺望にあり、山々の緑、小鳥のさえずりが聞こえてくる穏やかなお寺です。

「永天寺」は、前衛書家として活躍した上田桑鳩氏の生誕地の近くにあり、襖に書かれた作品や、三木市内各所に展示・所蔵されている上田桑鳩作品について解説付きで鑑賞できます。

オプションプログラムとして、寺社内で写経をする書道体験や、書に囲まれての座禅体験もあるのだとか。

1899年、現三木市吉川町に生まれた上田桑鳩氏は、現代書道の父と呼ばれる比田井天来(ひだいてんらい)に師事し、墨のカスレや空間を使った作品で知られています。

日展などの審査員を歴任しましたが、その前衛的な作品が議論を呼び、1955年に日展を脱退。1946年に「日本経済新聞」の題字を手掛けたことでも知られ、1968年に死去するまで精力的に活動し、前衛書道を確立しました。

「永天寺」をはじめ地元の小中学校など、多くの作品が三木市に存在しており、「三木市立堀光美術館」では上田桑鳩の親族・知人などから寄贈された作品が多く保管・展示されているそうです。
○自治体からのメッセージ

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