1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

生理痛はどうして重くなる? 婦人科を受診する目安は

マイナビニュース / 2025年1月9日 14時6分

画像提供:マイナビニュース

大王製紙エリエールが、婦人科医・佐藤杏月氏監修のもと、生理痛の重さを3つのレベルに分けた診断方法を紹介している。
○生理痛の重さレベルを診断

生理痛は「鎮痛剤を飲めば問題ない」「毎回、寝込むほどつらい」など、人によって重さのレベルが違う。しかし、生理痛がひどくても、病院に行くべきか悩む人は多いかもしれない。そんなときは、下記で紹介する「軽度レベル」「中度レベル」「重度レベル」の生理痛の目安を参考に、自分の生理痛がどれにあてはまるのかをチェックすることができる。
○軽度レベル

軽度レベルの生理痛の目安となるのは、「腹痛や腰痛、頭痛などはない、またはあっても軽い」「痛みはあまり気にならず、鎮痛剤を服用する必要はない」「日常生活に支障はなく、通学や通勤は問題なくできる」。

軽度レベルは、日常生活にほとんど支障をきたさない、軽い痛みを指す。鎮痛剤を服用しなくても、普段どおりの生活ができる程度の痛みが該当する。
○中度レベル

中度レベルの目安は、「腹痛や腰痛、頭痛などの症状が出る」「鎮痛剤を服用すれば、痛みがある程度治まる」「時々生理痛で横になる必要があるなど、日常生活に少し支障が出る」。

中度レベルの生理痛は、鎮痛剤を服用することで痛みが軽減される程度の痛み。腹痛や腰痛、頭痛などの症状で、時々横になる必要があるため、日常生活に多少支障をきたすことのある程度の痛みがあてはまる。
○重度レベル

重度レベルの目安は、「耐えられないほどの腹痛や腰痛、頭痛がある」「生理のたびに鎮痛剤を服用しており、飲んでも効かないことがある」「強い痛みで座っていられない、寝込むことがあるなど、日常生活に支障が出る」の3つ。

重度レベルの生理痛は、耐えられないくらい強く、鎮痛剤を服用しても効かないほどの痛み。強い腹痛、腰痛、頭痛などにより、座っていられずに寝込むことも多い。重度レベルの生理痛にあてはまる場合、婦人科の受診が推奨される。
○重い生理痛を経験した人は、どのくらいいる?

2024年8月26日~9月1日、10~50代の女性4,058人を対象に、生理痛に関するアンケートが行われた。

「座っていられない」「寝込んでしまう」など、日常生活に影響が出るほど重い生理痛の症状を経験したことがあるかを尋ねたところ尋ねたところ、47.7%が「はい」と回答した。回答者の約2人に1人は重い生理痛を経験していることになる。

続いて、生理痛がつらくて婦人科を受診したことがあるか尋ねたところ、21.8%が「はい」と回答した。重い生理痛を経験した人は多くても、婦人科を受診する人は少ないことから、受診に対するハードルが高いことがわかる。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください