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全国「レトロ温泉」ランキング、1位は? - 2位石川県・山代温泉 古総湯、3位福島県・奥つちゆ 秘湯 川上温泉

マイナビニュース / 2025年1月9日 14時54分

画像提供:マイナビニュース

リクルートが発行する旅行情報誌「じゃらん」は1月8日、「レトロ温泉」に関する調査結果を発表した。調査は2024年11月15日~11月19日、47都道府県在住の20代~50代1,022名を対象にインターネットで行われた。

各地にある「レトロな雰囲気が魅力の温泉」をテーマにアンケートを実施。まるで映画の世界のようなスポット1位に選ばれたのは、群馬県「法師温泉 長寿館」だった。「日本秘湯を守る会」認定第1号となった1895年建築の大浴場。明治時代の面影を残す鹿鳴館風の「法師乃湯」と「長寿乃湯」は、源泉が岩盤の真上にあり、浴槽に敷き詰められた玉石の間から絶えず源泉100%の新しい湯が湧き出す。太い梁と洋風のアーチ型の窓が特徴の「法師乃湯」では、約130年前の建築美に浸ることができる。

2位には石川県の「山代温泉 古総湯」がランクイン。明治時代にあった総湯の跡地に2010年に復元された共同浴場で、白木が美しい外観だけではなく、床や壁の九谷焼タイルも当時のままの雰囲気を再現。シャワーは無くかけ湯で入る当時の入浴スタイルをすることが可能。浴室のカラフルなステンドグラスからは明るい光が射し込み、湯船に鮮やかな色を浮かび上がらせ、レトロモダンな空間を演出している。

3位は福島県の「奥つちゆ 秘湯 川上温泉」。創業1615年の宿で、15代目の先代が「他にないお風呂を作りたい」と発案して完成した半分洞窟・半分露天のユニークなお風呂。職人が手掘りで1年半の歳月をかけ、浴槽には青森ヒバを使用している。深さは0.85mあるので、用意された浮き輪を使うことも可能。館内にある万人風呂とは男女日替わりで楽しむことができる。

4位は長野県の「片倉館」。大正から昭和初期、絹産業で成功を収めた片倉財閥が地域の厚生施設として建てた温泉場。西洋の様式や意匠を取り入れた建築は、その文化的価値の高さから2011年に国の重要文化財に指定されている。長さ7.6m、奥行き4mの大きさの大理石でできた浴槽やステンドグラスなど見どころも満載で、まるでローマのお風呂のような古代ロマンも感じられそうだ。

5位は秋田県の「新玉川温泉」。1600年代に発見されたといわれる玉川温泉の源泉から湯を引き、ごう音とともに噴き上げる熱湯は、毎分9000Lと単一源泉では日本有数の湧出量を誇る。pH1.2の酸性泉で、レモンの2倍以上の酸性度ともいわれ、世界でも珍しい塩酸が主成分。ピリピリとした強い刺激があり、長く浸かると大人でも痛いほどだとか。大浴場には浴槽が14種類、刺激がマイルドな湯船もあるので体調に合わせて選べる。

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