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「室内寒暖差がつらい…」その要因と対策が明らかに! - 三菱電機が紹介

マイナビニュース / 2025年1月14日 16時10分

エアコン暖房とサーキュレーターを併用すると、天井付近に溜まったあたたかい空気を部屋全体に循環させられるのだそう。併用する際は、サーキュレーターをエアコンの対角線上に置き、エアコンの吹き出し口に向けて風を送ると良いとしている。

なお、サーキュレーターをエアコンの対角線上に設置できないときは、部屋の中心に置いて真上に風を送り、床付近の冷たい空気を上昇させることで部屋に空気の循環が生まれるという
3. 暖房の空気があたる場所に家具を置かないようにする

エアコン暖房のあたたかい空気をさえぎることなく、部屋全体に暖気を行きわたらせるには、家具の置き方が重要。あたたかい空気がソファーやテレビなどの家具にあたらないように、配置場所を工夫しよう。
■「窓付近」でできる対策とは

窓ガラスは、熱の流出が住宅の中で最も多く、無断熱の窓がある部屋ではエアコン暖房をつけていても約半分程度の熱が窓から出て行ってしまうことに加え、外の冷たい空気の影響も受けやすいのだとか。

内窓をつける以外にも、「窓付近」でできる対策を2つ紹介していく。
1. ポリカーボネート板を貼る

ポリカーボネート板とは、ホームセンターなどで購入できるガラスよりも優れた断熱・保温効果が特徴のプラスチック素材。窓ガラスとポリカーボネート板の間にできる空気の層が冷たい外気を遮断し、室内の暖気を逃しにくくするという。

前氏の研究室が実施した試験によると、ポリカーボネート板を窓に貼ることで、熱の流出量を53%も減らせることが判明したのだそう。
2. 断熱性の高いカーテンなどを設置

ここでは、断熱性の高いカーテンかハニカムスクリーンをつけることを推奨している。

カーテンは厚みがあり、裏地がついているものを選ぶのがポイント。また、生地の断面が蜂の巣状になっているハニカムスクリーンは、高い断熱性と保温効果をもつという。

しかし、どちらも長さが足りないと下の隙間から冷気が部屋に侵入してしまうため、窓全体を覆える長さのカーテンやハニカムスクリーンを選ぶのがおすすめとのこと。

ちなみに、断熱シート・気泡緩衝材を貼る対策は、実はあまり効果が期待できないのだそう。前氏の研究室が行った試験によると、断熱シートや気泡緩衝材では、通常の窓に比べ、熱の流出量をそれぞれ8%、18%しか減らせないことがわかったという。
■「布団内と寝室の寒暖差」が発生する要因と対策

太陽が出ていない夜の間に地面から熱が放出されることで気温が下がる"放射冷却"により、深夜から明け方にかけて気温が最も低くなるという。そのため、断熱性能が低い家や、エアコン暖房を寝るときに消す場合、寝ている間に寝室の温度は大きく下がってしまう。

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