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「室内寒暖差がつらい…」その要因と対策が明らかに! - 三菱電機が紹介

マイナビニュース / 2025年1月14日 16時10分

ではどう対策すればいいのだろう? 2つ紹介していこう。
1. エアコン暖房を一晩中つけておく

室温を一定に保つためにも、18~23℃くらいの設定温度で、就寝時はエアコン暖房を一晩中つけておくと良いとしている。乾燥が気になる人は、就寝前にのどを潤す程度の水を飲んだり、就寝場所近くで洗濯物を室内干しするなどの乾燥対策をしよう。
2. 「起床1時間前、室温18~23℃」でタイマー機能を設定する

基本は、一晩中エアコン暖房をつけておくことを推奨としているものの、電気代が気になる場合は、就寝前に起床1時間前、室温18~23℃でタイマー機能を設定すると良いとしている。

起床のタイミングに合わせて事前に部屋をあたためておくことで、朝起きて布団から出る際の寒暖差を減らすことができるという。
■部屋ごとの寒暖差対策とは

特に寒暖差を強く感じる入浴前後の洗面所や浴室では、小型ヒーターや浴室暖房機などを用いてあらかじめ洗面所をあたためておくと良いとしている。ほかにも、手間やコストがかかってしまうものの、住宅に全館空調を導入することで、洗面所やトイレ、浴室といった住宅で寒さを感じやすい部屋においても快適な温度を保つことができる。

前氏によると、日本の住宅の断熱性能不足と特有の間取りのために、部屋ごとの寒暖差は簡単に解決することが難しいとのこと。根本的に解消するには、全館空調の導入と併せて断熱改修を行うことがおすすめとしている。

手軽にできる対策として、まずは熱が最も逃げやすい「窓」、次に冷気が侵入しやすい「床」を優先、余裕があれば「天井」、さらに「壁」まで改修できるとなお効果的だという。

○【解説者】

三菱電機 空調冷熱システム事業部 久田優美氏は、入社以来、家庭用エアコンをはじめ業務用エアコンまで幅広く担当。現在は、テレビやWEBメディアを通じて、エアコンに関するお役立ち情報を発信している。

前真之氏は、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 准教授。学生時代から25年以上に渡り、一貫して住宅の省エネルギーや温熱環境を研究している。暖冷房・通風・自然光利用・給湯など幅広いテーマを研究対象とし、実住宅の設計支援も行っている。一般向けの情報発信として「エコハウスのウソ」シリーズ(日経BP)を10年以上にわたり執筆中。
(MN ワーク&ライフ編集部)



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