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LGエレクトロニクス、CESでのテーマは「生成AIがもたらす家電の近未来」

マイナビニュース / 2025年1月9日 21時30分

画像提供:マイナビニュース

2025年も、LGエレクトロニクスはCESに大規模なブースを出展しています。メインのテーマは、独自の生成AIモデルを搭載する生活家電の近未来ですが、間もなく発売を迎える軽量ノートPC「LG gram」の2025年モデルや、XBOOMシリーズのワイヤレスオーディオの新製品群も一堂に集まり、賑やかなブースでした。

北米にも発売された透過型4K OLED

LGは、CES 2024で“透明な4K有機ELテレビ”「LG SIGNATURE OLED T」シリーズを発表しました。ブースの中央には、複数台のTシリーズを並べた円柱状のモニュメントが鎮座し、来場者を惹きつけています。

4K OLEDのTシリーズは、昨年に北米で商品として発売されています。北米で展開するモデルのサイズは77型の1種類で、価格は6000ドル(約94万円)という高級テレビです。ファブリック素材の「コントラストスクリーン」が立ち上がると非透過表示に切り替わり、明るい場所でも映像がより見やすくなります。

チューナーなどを搭載するメディアボックスは別筐体になり、モニターとワイヤレスでつながる仕様です。ただ、モニターが専用スタンド込みでもかなり大型な製品になるため、日本の住環境に適しているかは分かりません。高級ホテルや商業施設などに限定した展開があれば、話題をさらいそうなLGらしさ満点のテレビです。

AI PCとして進化したLG gramの2025年モデルを発表

LGが日本でも展開するWindows搭載モバイルノートPC「LG gram」の2025年モデルがCESで発表されました。北米では17インチと16インチの超軽量モデルと、16インチの2in1モデルを合わせた計5モデルが発売されます。

いずれも、インテルのCore Ultraデスクトッププロセッサーを搭載する、WindowsのCopilot+ PCに準拠するAIパソコンです。パソコンの設定や使い方のガイダンスなど、クラウドに頼らないオンデバイスのAI機能は、LGが独自に開発する大規模言語モデル(LLM)をベースにした「gram AI」が担います。2025年モデルのLG gramも、日本での発売を予定しています。詳細な情報は日本の公式サイトにも決定次第順次アップデートされる予定です。
ワイヤレスオーディオはラッパーのウィル・アイ・アムとコラボ

ワイヤレスオーディオの「XBOOM」シリーズは、アメリカの人気ラッパーであるウィル・アイ・アムとのコラボレーションという新しい展開があります。プレスカンファレンスのステージにはウィル・アイ・アムがゲストスピーカーとして登壇し、今後もXBOOMシリーズとの継続的なパートナーシップに力を入れながら、「すべての音楽ファンが仲間たちと音楽への情熱を共有しながら、次世代の音楽カルチャーを育める環境を一緒に作りたい」と意気込みを語りました。

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