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DX時代におけるサプライチェーンリスクとマネジメントのあり方は? 第3回 サプライチェーン・リスクマネジメントのあるべき姿

マイナビニュース / 2025年1月28日 13時0分

需要の急激な変動、新しい規制やルールの導入、製造や調達における新しい制約の出現、そしてサプライチェーンを阻害するインシデントの発生など、絶えず変化する内的・外的な状況に対し、固定的な構造を維持した上で対処するのではなく、即座に新たな調達先や製造拠点を追加したり、これまでとは違う物流ルートに切り替えたりするなど、自らのサプライチェーン構造を変化させていけることこそが、サプライチェーンにおけるレジリエンスだといえる。

そのようなサプライチェーンを実現するには、現在急速な進化を遂げているテクノロジーの力が大きな助けになる。人工知能やIoT(モノのインターネット)、5Gや6Gといった通信技術、そしてデジタルツインというコンセプトなどが急速に発達し、さまざまなデータを取り込み、現状を把握し、未来を予測し、データ・ドリブンで駆動するサプライチェーンを実現する素地は整いつつある。こうしたテクノロジーを活用することで、われわれは変化に適応できる真にレジリエントな事業を構築できるだろう。

Spectee 取締役 COO 海外事業責任者 根来諭

1976年 東京都生まれ。防災士・企業危機管理士。1998年にソニー株式会社入社。法務・知的財産部門、エンタテインメント・ロボットビジネスでの経営管理を経て、Sony France(パリ)、Sony Electronics Asia Pacific(シンガポール)、Sony Middle East and Africa(ドバイ)にてセールス&マーケティングを担当。中近東アフリカ75カ国におけるレコーディングメディア&エナジービジネスの事業責任者を最後に、2019年 Specteeに参画。
著書に「シン・危機管理」(みらいパブリッシング) / 「サプライチェーン強靭化」(中央経済社)。
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