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休んだはずなのに「正月疲れ」を感じるのはなぜ? 摂取したい栄養素は

マイナビニュース / 2025年1月14日 12時31分

画像提供:マイナビニュース

大正製薬は1月10日、「正月疲れ」に関する調査の結果を発表した。調査は2024年12月13日~12月17日、全国の30歳~59歳の男女2,416人を対象にインターネットで行われた。
○正月明けに疲れを感じている人は6割

30~50代の男女を対象に、正月明けに疲労の症状があったか聞いたところ、62.0%が「疲れ」があったと回答した。多くの人が何かしらの疲労悩みを抱えていることが伺える。

○正月明けに疲れを感じるのは睡眠不調が原因?

「寝正月」という言葉があるように、正月休みには普段以上にゆっくりと寝て過ごしている人も多いかもしれない。しかし、正月明けに「疲れがあった」と答えた240人に「疲れの原因はなんだと思いますか?」と尋ねたところ、「睡眠の不調」と答えた人が47.9%と、意外なことに他の原因に比べ「睡眠の不調」が目立つ結果となった。では、なぜ正月明けに睡眠の不調を自覚するのか。

○生活リズムの乱れ

同様に正月明けに「疲れがあった」と答えた240人に、「正月の生活リズムは普段と比べてどうでしたか?」と尋ねたところ、「生活リズムがいつもより乱れていた」が63.8%、「生活リズムはいつもと変わらなかった」が28.8%、「生活リズムはいつもより良かった」が7.5%と、正月はいつもより生活リズムが乱れていることが分かった。
○暴飲暴食

「正月はどのような食生活(食事)を送りましたか?」と尋ねたところ、「間食が多かった」が39.2%、「量が多かった」が33.3%、「献立に偏りがあった」が30.0%、「いつもと変わらなかった」21.7%と、食生活の乱れが散見される結果となった。正月期間中、特別な料理やお酒を楽しむ機会が増える一方で、食べ過ぎや食べる食材の偏りが見られたことが分かる。

食生活の乱れと「睡眠不調」の間には実際にどういった関係があるのか。飽和脂肪と砂糖の摂取量が多く、食物繊維の摂取が少ないと、睡眠が浅く、覚醒度が高くなるとの報告がある。また高脂肪食の摂取が、睡眠やホルモン分泌、代謝などの1日のリズムを調節する時計遺伝子に悪影響を及ぼすことが分かっている。
○睡眠リズム・環境を整える

規則正しい生活習慣や寝具など、睡眠環境の見直しが最も重要となる。良い睡眠を促すために、寝る前に読書や軽いストレッチ、瞑想などリラックスできる時間を設けることで、心身の緊張を和らげることができる。
○栄養バランスを整える

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