1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

エアコンの寿命は10年程度、長持ちさせる方法は? - パナソニックが解説

マイナビニュース / 2025年1月14日 13時54分

風量の変化は中にあるファンのモーター部分には関係するが、エアコン内部の温度の調整には影響がないためエアコンの寿命にはあまり関係がないという。
○使わない時にはコンセントを抜く

長期間使用しない場合にはプラグとコンセントの隙間にホコリがたまり、このホコリが原因で発火につながるトラッキング現象につながるため、オフシーズンのトラッキング現象対策としては有効だが、エアコンの長持ちには影響しない。
○使用頻度を下げる

過度なエアコンガマンはNG。夏場であれば室温が28℃以上、冬場であれば18℃を下回るような時にはガマンせずに使用を。

○正しい対策

エアコンを長持ちさせるためには、エアコンに余計な負荷を与えないことが大切。「フィルターの掃除」「設定温度を控える」は節電にもつながる上、エアコンの負荷も軽減できるため長持ちにも効果がありそうだという。

特に、フィルターが目詰まりすると、エアコンの空気の吸い込み効率が低下する。冷暖房性能に影響を与えるだけでなく、本体への負担にもなるため、フィルターはこまめに掃除したい。

しかし、「最後にエアコンのフィルター掃除をしたのはいつですか?」という調査では、「3ヶ月以上前」が40%、「フィルター掃除をしたことがない」は19%という結果となった。

エアコンフィルターを1年間掃除しない場合とした場合で比べると、しない場合は暖房時に約25%もムダな電力を消費してしまうという結果もある。また、冷房時も風量や冷え方が弱くなってしまい、金額にして年間1万円以上も電気代がムダになってしまう場合があるという。

今夏のエアコン冷房利用時間は、データ計測開始以降最高を記録した。今シーズン一度もフィルター掃除をしていない人は、冷房利用で蓄積されたホコリがたまっている可能性があるため、一度フィルターを掃除したい。また、環境省によれば、冬の暖房時に設定温度を1℃低くすると約10%の消費電力が削減されるといわれている。高すぎる設定温度には注意を。
○室外機周りも定期的に掃除を

「室外機の掃除」も風の通り道を確保し、エアコンの負荷軽減につながる。フィルターほどの頻度でお手入れをする必要はないが、室外機も意外に汚れるもの。ホコリや落ち葉などのごみがたまると熱交換の効率が下がり、消費電力アップにつながる可能性もあるので、特に風の強い日や台風が過ぎた後にはチェックしたい。雪の積もる日にも注意が必要だという。
○寿命と買い替え時期の目安を知って、快適な空気環境を

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください