1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

松丸亮吾、謎解きに目覚めたのは「唯一お兄ちゃんに勝てる遊びだったから」 夢は武道館イベント

マイナビニュース / 2025年1月11日 14時6分

「うちは親から強制されたことが1回もないんです。そして、家が意図的に散らかされていて、パズルの本や社会の本が無造作に床に置かれていたり、子供に何かしら手を出してほしいものが部屋中に置いてあって、僕はその中でパズルの本に手を出したんです。パズルの本から算数の本に入って、算数の本からひらめきとか数学の本に入ったので、ある種コントロールされていたものの、自分でつかみ取った意識がありました。親が家の中に遊び場を作ってくれたというのが大きかったのかなと思います」

●頭の柔らかさは、生きていく上でも「めちゃめちゃ大事」
また、謎解き力は意識的に鍛えることもできるという。

「訓練によるところもあると思います。頭が固い人って、自分の思考を捨てるのが遅い人なんですよね。例えば、これはこうしたらうまくいくんじゃないかって同じ方向で考え続けるのは頭が固くて、謎解きはいろんな視点でいろんな思考をしていけば絶対いつか答えにたどり着けるようになっていて、切り替えの速さが頭の柔らかさの正体だと思うので、固執しないことが大事だと思います」

松丸自身も、いろんな思考を意識して謎解き力を伸ばしてきた。

「一個一個に固執せず、さっと自分の意見を否定していく。例えば、この問題はひらがなに変えたらいけるかな、カタカナにしたら、数字にしたら、英語にしたら、ということをさっとやって、これだというのを見つけていくんですけど、ビジネスなどでも頭が柔らかい人は自分の意見を早く捨てられる人だと思っていて、謎解きや『AGASA』が得意な人は柔軟な人が多いなと思います」

そして、頭の柔らかさは、謎解きだけでなく生きていく上で「めちゃめちゃ大事」だと松丸は語る。

「この世界は答えがないことの方が多いと僕は思っています。ネットで調べて答えが出てくる問題はほぼなくて、例えば人間関係の直し方や自分の夢の叶え方というのは、ひらめきの蓄積だと思うんです。調べて出てくることを積み上げて夢が叶うなら、世の中の人みんな夢が叶っていると思うので。そういうのを全部ひらめきで楽しめたらすごくいいと思っていて、謎解きが得意な人は、今、この世にないものを作れる人だと思います」

また、「謎解きを通して、子供も大人も考えることが楽しくなってほしい」と願っている。

「謎解きや勉強が苦手な人って、考えることに自信がない人があまりにも多くて、『私、謎解き苦手だから』『考えるの苦手だから』ってなると、解ける問題も解けなくなってしまう。謎解きを通して、ひらめいたり考えたりすることの恐怖心が取り除かれ、頭を使う楽しさを知ったら、いろんな問題をするする解ける人になると思います」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください