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神尾楓珠、初の時代劇に主演で挑戦 監督の“いらんこと”予告に「テンパらないように」

マイナビニュース / 2025年1月12日 18時59分

画像提供:マイナビニュース

テレビ大分の時代劇ドラマ『はぐれ鴉』(7月放送予定)に出演する神尾楓珠、山本千尋、森田甘路と山下智彦監督が11日、ロケ地の大分にある竹田市総合文化ホールグランツたけた大ホールで行われたトークイベントに登場した。

○山本千尋、中国武術仕込みの木刀シーンも

テレビ大分開局55周年記念として制作される同作は、同局が初めて制作する時代劇。第25回大藪春彦賞受賞作品の『はぐれ鴉』(赤神諒原作)を、『鬼平犯科帳』『剣客商売』『大奥』シリーズなどを手がける山下監督によって映像化する。

初めての時代劇にして主演の神尾は「右も左も分からないような状況で昨日から演じているのですが、まだ探り探りでこれでいいのかな?という思いが毎カットあります」と不安を吐露。それでも、「まずは僕が思うようにやってみて、違った時は監督が“違う”とおっしゃってくださるので、監督にすべてを預けてる感じです」と話すと、山下監督は「ほんまですか?(笑)」と確認し、会場を笑わせた。

現代劇と比べて「完全に違うものだなと思っています」という神尾。「経験がないからですが、どうしても自分から型にハマりにいっちゃってるところがあるなと思っているんです。その殻を破った時に、時代劇の登場人物としての魅力が出てくるのかなと思っています」と自己分析した。

幼い頃から中国武術を習い、世界ジュニア武術選手権大会で2度の金メダルという実績を持つ山本。今作では木刀を使ったシーンに挑むが、「初めて手合わせをする方は緊張します。デビュー作以来、太秦のスタッフの方に立ち回りを見てもらうのはプレッシャーなのですが、頑張りたいと思います」と緊張感を持って臨んでいる。

森田は、自身のプロフィールの特技に「殺陣」と明記。その理由について、「10年前から世界で時代劇ブームが起きるんじゃないかと思って、殺陣を習いに行ってたんです」と説明。その予測通り、『SHOGUN 将軍』がエミー賞で過去最多の18冠、ゴールデングローブ賞でノミネート4部門すべてで受賞する快挙となり、先見の明を発揮したが、「あとは英語の勉強しなきゃと思って、今は剣よりペンを持って勉強してます」と、自身のグローバルな活躍を目指しているそうだ。

○大分の良さを再認識できるドラマに

前日から大分でのロケが始まったが、まさかの寒波で積雪の中での撮影に。山本は「初日の撮影が本当に寒くて、撮影終わりに自分の足の指を数えるくらいちぎれそうだったんです。でも、私のイメージで時代劇って雪がしんしんと降っていたり、役者さんが発するセリフから白い息が出ているのが素敵だなと思っているので、ある意味ポジティブに捉えると、私たちは時代劇の撮影の空気を引き寄せたと思っております」と前向きに捉えている。

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