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トヨタが大豆づくり!? “ニッポンの食”の課題を考え魅力に出会うイベント「食と生きる」、東京ミッドタウン日比谷で開催

マイナビニュース / 2025年1月14日 13時21分

画像提供:マイナビニュース

おにぎりやラーメンを筆頭に、日本食が世界中で熱烈な人気を集め、“食”がお目当てのインバウンドが日本各地に押し寄せている昨今。「和食;日本人の伝統的な食文化」として、ユネスコ無形文化遺産にも認定された日本の食は、いっぽうで食料自給率や米の生産量低下、地域の食文化の危機といったさまざまな課題にも直面しています。

そうした背景も受けて、ニッポンの食の未来を考える「食と生きる」が、東京ミッドタウン日比谷でただいま開催中。これは“日本の魅力を再発見”する雑誌「ディスカバー・ジャパン」と三井不動産が主催し、18の企業・団体が共同参加する10日間のイベント。期間中は、“ニッポンの食の未来を考える”をテーマにした様々なエキシビションやワークショップが、館内のあちこちで実施されています。

まず目を引くのが、3層吹き抜けの大空間の1階アトリウムに出現した、巨大なわらの豚。高さ3メートル超の母豚の腹に、お乳を求めた子豚たちが群がる様が愛らしく、食べることは生きることという“食の原点”を感じさせるアート作品です。筆者が訪れた会期初日には買い物や待ち合わせの人たちで賑わい、写真を撮ったり、わらのいすに腰かけたりと、思い思いの時間を楽しむ姿が見られました。

同じく1階、トヨタ自動車のレクサスが手がけるカフェラウンジ「LEXUS MEETS...」には、期間限定メニューとして「豆乳プリン」が登場中。なんでまたレクサスのカフェで豆乳プリン……? と不思議な気持ちになりますが、実はトヨタでは、自動車生産やバイオ技術開発で培った経験とノウハウを活かし、“HAPPY AGRI”という国産大豆応援プロジェクトを推進。食料自給率の向上と持続的農業の発展を目指して、大豆の開発・生産・出口づくりに取り組み、マルサンアイと「高オレイン酸 国産大豆の無調整豆乳」を共同開発したのです。

その豆乳で作ったクリーミーな特製プリンは、波照間産黒糖の黒みつをかけて頂きます。ほかにも館内の12店舗で、食の課題を美味しく解決するコラボメニューを用意しているそう。

また、地下1階の日比谷アーケードで目を引くのが、“食の市場”をイメージした、全長50メートルを超えるパネル展示。サントリー、ファミリーマート、パナソニックなど、同イベントに共同参加する17の企業や団体が、生産や流通、食文化の継承など、食にまつわる各企業・団体の最前線の取り組みを発信し、行き交う人たちの視線を集めていました。

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