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家電レンタル最大手の社長が教える、成長志向の思考法 第2回 自ら考え、取捨選択すること

マイナビニュース / 2025年1月17日 10時0分

画像提供:マイナビニュース

レンティオ株式会社、代表取締役社長の三輪と申します。

前回の記事の最後に「カメラのレンタルサービスをwebで展開するとしたらどうやって売上を作る?」という問題を出しました。

もちろん、答えはたくさんあります。

レンティオの創業期は、「ニッチなカメラを扱う」という方法で売上を作っていきました。一眼レフカメラやビデオカメラをレンタルしている会社は当時からたくさんあったので、創業直後のレンティオが検索で上位を取れるはずもないです。

なので、「カメラ レンタル」というワードではなく、「360度カメラ レンタル」や「チェキ レンタル」というワードで上位を狙うように、大手レンタル会社が扱っていないカメラを多数扱うことで少しずつ売上を拡大し、徐々に本丸の一眼レフやビデオカメラも扱うようにしていきました。

考えてくれた人の中には、僕たちよりも良い答えを思いついた方もいるかも知れません。
正解が何か、というよりも、とにかく「考えること」が大事だと思ってください。

前回は「考えること」について書かせていただきましたが、今回は考える前提となる「情報を集めること」について書かせてください。

先ほどの問題。

「カメラのレンタルサービスをwebで展開するとしたらどうやって売上を作る?」を考えるうえで、「どういう競合がいるのか」「競合はどうやって売上を作っているのか」「お客さんはどういう用途で借りてくれたのか」などを調べる必要があります。

考えるうえで必要になる「情報」を集めること。これが成功に繋がります。孫氏も「敵を知り己を知れば百戦危うからず」と言ってるように、とにかく情報は大事。

私も、競合のサービスをたくさん調べましたし、たくさん使いました。そして直接話を聞きに行ったりもしました。注文してくれたユーザーさんに直接会いに行ったことも何度もあります。「考える」ための「情報を集める」ことが大事。

義務教育を含めた勉強もその1つです。ただ、情報を集めるだけでは意味がなく、もしかしたら誤った判断を下すことになるかも知れません。

昨今、SNSを含めたメディアによる情報が溢れかえっているため、本当に必要な情報、本当に正しい情報とはなにか? がわからなくなってきています。それら情報の海の中から、本当に正しい情報を探す能力も重要になってきています。

私のオススメは「信頼できる人からの一次情報を得ること」「真逆の意見も参考にすること」この2点です。

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