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テレビ解説者・木村隆志のヨミトキ 第85回 ヒコロヒー、初の連ドラ脚本がスタート 業界内で「バカリズムに匹敵する才能」と言われる背景とは

マイナビニュース / 2025年1月16日 6時0分

特にドラマのスタッフには「笑いを取れる芸人」としてだけでなく、「感動も誘えるクリエイター」という見方の人が多い。バカリズムの脚本を見れば笑いや発想の面白さだけでなく、ほどよく感動させていることがわかるのではないか。

若手・中堅の中には「ドラマの脚本を書いてみたい」という芸人が多く、普段からドラマの脚本を意識して長尺コントを手がけている芸人もいる。ヒコロヒーもその1人だけに、連ドラデビュー作となる『トーキョーカモフラージュアワー』への期待感は高い。その才能を踏まえて、「バカリズムに匹敵する芸人脚本家になれる」という声があることは確かだ。

もちろん脚本と舞台では、構成、制約、評価基準などが大きく異なるだけに、「コントの名手であれば誰でもドラマの脚本を書ける」というわけではない。今作でヒコロヒーには「原作漫画を連ドラ仕様にまとめつつ、自分なりに脚色する」ことが求められているが、「器用なだけでなく、実は謙虚な努力家」と言われる彼女なら、高いハードルを越えられるかもしれない。

木村隆志 きむらたかし コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者、タレントインタビュアー。雑誌やウェブに月30本のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組にも出演。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもある。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』など。 この著者の記事一覧はこちら
(木村隆志)



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