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日本No.1ヘッドハンターが教える、強いキャリアのつくり方 第5回 「社会課題解決」×「ハイキャリア」を実現する方法

マイナビニュース / 2025年1月21日 16時0分

「社会課題の解決」×「ハイキャリア」を目指せる転職先として、具体的にはどのような企業があるのでしょうか。今回は、特に注目されている「ソーシャルスタートアップ」「コンサルティングファーム・シンクタンク」「ベンチャーキャピタル」に焦点を当てて紹介します。
○社会課題を先端テクノロジーで解決するソーシャルスタートアップ

AIやIoT、バイオテクノロジーに代表される先進技術が、金融や医療、教育、HR、農業・林業、食などの幅広い産業でイノベーションを起こしています。その潮流の中、先端テクノロジーを用いて社会課題を解決しようとするスタートアップが続々と誕生しており、事業開発や経営企画、経営幹部候補などのポジションで積極的な人材募集を行っています。

スタートアップの事業内容も、実に多種多様です。例えば、行動科学の知見やビッグデータ解析に基づいた、予防医療の促進。AI教材やデジタルツールの活用による、学習支援の推進。あるいは、高齢化や人材不足といった、従来の手法だけでは解決が難しかった課題に最新技術で取り組むなど、さまざまな領域で社会課題への挑戦が進んでいます。

以前は、スタートアップへの転職には年収面での不安がありました。しかし、近年は大規模な資金調達に成功する企業が増えています。その結果、高い報酬で知られるコンサル業界や総合商社、メガバンクと同等レベルの待遇を提供するスタートアップも珍しくなくなりました。

ただし、スタートアップの経営状況は大きく変化しやすいものです。転職先として検討する際には、ビジネス基盤や財務状況をしっかり確認することが重要です。
○SDGs・ESG関連プロジェクトが増加するコンサル・シンクタンク

近年、企業経営においてSDGsやESGへの対応は欠かせない課題です。しかし、専門的な知見を有している企業はまだまだ少なく、その結果、コンサルティングファームやシンクタンクに対するSDGs・ESG関連プロジェクトの依頼が急増しています。

具体的には、中国・新疆ウイグル自治区などでの人権問題を契機とした、サプライチェーンにおける人権デューデリジェンス(※)のプロジェクトや、気候変動リスクの把握、温室効果ガスの適正な算出などがあげられます。これらの分野は「戦略的リスクマネジメント」と呼ばれ、数多くのプロジェクトが進行中です。

※Due diligence:M&Aにおける企業価値査定や、投資対象となる企業の資産価値、リスクを調査すること

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