NTT西日本、離島のゴミ問題解決に向けて - 沖縄・運天港でERCMの自治体向け説明会を開催
マイナビニュース / 2025年1月17日 8時0分
説明会に参加した伊是名村 副村長の高良和彦氏は、同村が抱える問題のひとつとして、海岸の漂着ゴミに関して言及。年間に3、4回ほど回収作業が行われているが、風が少し強くなるとすぐにゴミが漂着するため、まさに“いたちごっこ”であり、かつて小型の漂着ゴミを焼却するための機械を導入したが、まったく処理が追いつかなかったという。漂着ゴミのほかにも農業用廃プラスチックや廃タイヤなども問題となっており、処理コスト、運送コストの問題からも、「そういったものを島内で処理できれば」とERCMの導入に関して強い興味を示した。
一方、「特に離島においては、本島まで運ぶ運送コストも掛かるため、島内でどこまで処理できるかが大きな課題」というNTT西日本の古堅部長は、ERCMを勧める理由として、島内で処理が可能という点に加えて、「SDGsが求められている世の中において、単純に物を燃やすだけで良いのか」という問題意識を提示する。
ゴミ問題は、離島だけでなく、本島の自治体においても課題となっており、現時点において自治体によるERCMの導入事例はないものの、「NTT西日本としては、沖縄を皮切りに全国に展開していきたい」との意欲を示す。そして、「医療機関、特に感染症が疑われるようなゴミの処理も非常にコストが掛かる」ことから、「自治体はもちろん、医療機関などへの提案も積極的に進めていきたい」との展望を明かした。
(糸井一臣)
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