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訪日外国人クレジットカード決済額は成長基調、国別の構成比は? - 三井住友カードが分析

マイナビニュース / 2025年1月20日 11時53分

○決済額上位国の金額推移

決済額上位国の金額推移を月別にみると、中国はコロナ禍前から規模が落ちているものの、2023年以降緩やかに回復している。アメリカは2019年と比較して2023年に金額規模が大きく成長し、2024年も引き続きプラス成長となった。特に紅葉シーズンの10月、11月には訪日客数が増加し、決済額は中国を抜き1位となった。

○決済業種別

2019年1-11月と比較し、決済業種別ではホテル・旅館、飲食店・レストラン、テーマパークといったコト消費が好調となった。空港店舗も同期比で97.4%増と大きく成長した。また、前年同期比では免税店の成長率が137.6%増と高くなっている。好調なインバウンド消費を背景として、日本国内の免税店の数自体も2023年から2024年にかけて増加しており、決済額が増加したと見られる。

○展望と示唆

訪日客数の増加に伴い、クレジットカードの決済データから見た訪日外国人の決済額も順調に伸長しており、2025年のインバウンド消費も引き続き好調に推移していくと見込まれる。国別の決済額構成比では、コロナ禍前の2019年と比較すると中国人観光客以外の割合が高まり、決済額も増加していることから、より一層多様な国の訪日外国人に対応するためのサービスや商品の需要が高まると見られる。一方、百貨店や免税店などの「モノ消費」が多い中国人観光客の回復が見られるため、再び訪日外国人決済額の国別・業種別の構成比に変化を及ぼすことも考えられる。
(Yumi's life)



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